雨滴る掛川庄屋花菖蒲

Date

Rain drip drop
in Kakegawa headsman’s house
Iris flowers

夏の季語は「花菖蒲」。
Kigo for Summer is “iris flowers”.

こだわらないことにこだわる。

ひとりさんの一日一語 (令和編)

こんにちは。最近の一人さんのご著書では、ふわふわっと言いながら、「こっちの方が楽しそう」と気分で生きると、大切な判断の時に正しいほうを選べるというようなことが、書かれています。こっちが「楽しそう」とか、こっちの方が「きれい」と言う選び方って自分軸ですよね。写真の撮影でさえ、自分軸で気合を入れて撮影しないと自分の魂の入った写真にならないような気がします。

今まで、逆の生き方をしてきましたよ。とことん、こだわるのだ!と思って生きていきました。ダイビングインストラクターの時代は、自分が安全でラクなダイビングをするために器材にこだわって選んできました。また、英語で仕事をするんだ!と決意してからは、自分が読むニュース、本、見る映画、ドラマ、YouTubeの動画も一時期は100%英語にしていました(これは今では一人さん関連の本やYouTubeを見たいから例外枠も考慮しています)。

それ以外にもたくさんこだわってきました。でも、どうやら時代も変わったし、世間での自分の立場も変わったらしいので、いくつかのこだわりは合わなくなってきて、やめることにしました。

例えば、親のこと。許せない誰か。今までわたしは、気が狂った親の被害者だったと思っていました。しかしですね、同時にわたしには因果応報があると思っています。前世も来世もあると思っています。ってことは、わたしはいつかどこかで誰かを苦しめたことがあるので、今世、その因果応報で苦しんだんですね。わたしの経験から逆算すると、わたしはよっぽど極悪非道な人間だったらしいです。

だから、やられたらやり返すとか、プラスマイナスゼロ、みたいなこだわり方をして、親や誰かを責めるって、もうやめます。自分が受け入れられる距離感で誰をも受け入れられるように生きていかないと、転生した後で、また因果応報のキッツイ人生を生きなければならないってことですよね。今までマイナスだったかもしれませんが、せっかくゼロに戻りましたので、この後は「ふわふわ」と、わたしの気がラクな付き合いをさせてもらいたい!とつくづく思いました。

そんなわけで、今日もわたしはふわふわな気分です。

頭に天国言葉。心に感謝。体に栄養。顔につやを出して、無明の世界に生きている人の光になろうとすると、体が動いて脳が正常に動かないとね、助ける側になれないからね。

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Lost in Translation: 英語になりにくい日本語表現たち

母国語以外で話をしていると、必ず「うまく置き換わらない表現」に出会います。
英訳しても意味が通じなかったり、文化的な背景を知らないと誤解されてしまったりします。
今日は、そんな日本語をいくつか紹介します。

介護帰国から始まったわたしの通訳ジャーニー

セブ島でスキューバダイビングショップの店長だったわたし。その時は、のちに日本に帰国することになるとは思いませんでした。さらにキャリア転換をして、英語通訳になるなんて夢にも思っていませんでした。きっかけは、アブサヤフのシパ