Manila!

人生で「命」を感じたことが何度かあります。マニラの夜は、しばしば考えてしまう。不思議な都市です。

1 minute read | Destination | Metro Manila

セブに住んでいた時、マニラは大して行きたいところではありませんでした。大使館はないけど領事館がある、日本食材店もあったし、セブのショッピングセンターも完璧ではないながら、マニラだって同じで、セブで用事は済んでしまうからです。しかし、ボラカイやプエルトガレラのExpat達は頻繁にマニラに行って、ナイトライフを満喫していたようでした。

大して行きたくなくても、マニラは首都で、マニラはすごいです。やっぱりアジアの大都市です。ちゃんと都市機能があり、着いて行かれないものを弾き飛ばしてしまうパワーがあります。

どうしてもマニラに行かないといけない時が何度かあります。そしてナイトライフはとんがっていてヒップで(死語かも??)、少し危険な香り(こっちも死語か)がします。特殊詐欺事件で、報酬の高いリゾートバイトにつられた若者が、簡単に引き寄せられてしまう「アレ」、甘く見ていて怖い目にあう「アレ」もあるところです。

マニラの「Market! Market!」にて。

Useful information

在フィリピン日本国大使館
Manila Police Stations
Bureau of Immigration (入国管理局)
フィリピン退職庁

Embassy of Japan in the Philippines

マニラで、ナイトライフが充実とか言いながらなぜ大使館とか警察情報を最初に出すんだ??と思う人もいるでしょう。大事だから。大使館のサイトを見ると、スリ、置き引き、盗難、睡眠薬強盗、美人局等日本人が被害にあっていから注意しましょうと書いてあります。誰でも自分は大丈夫と思っていると思います。わたしもそうでした。わたしの連れもそうでした。

パスポートを盗まれて、入国管理局に行くと、何人か同じような境遇の人に出会います。皆、「なんでこんな目に…」と、ちょっとお化けっぽい、成仏できない浮遊霊のような様子を呈しています。でもね、皆、自分は大丈夫と思っていたのです。だから、心のどこかにとどめておいてくださいね。

大使館も移民管理局も土日。フィリピンの休日はお休みです。大使館は、一部日本の休日祭日もお休みです。

自分が外国人で、パスポートを盗まれたとき

パスポートを盗まれた時に必要になる書類や監督省庁の情報が網羅されているページ(都市別安全情報)がありました。管轄のポリスステーションに行って、ポリスレポートを書いてもらう必要があります。ポリスステーションならどこでもいいわけではなく、管轄のポリスステーションでないといけません。入国管理局に行って入国証明をもらいます。待つ時間は永遠かと思えました。帰国便を変更しなければならない時は、パスポートがないのでまた難しいことになります。そして大使館で、暫定パスポートを発行してもらいます。写真も必要です。

言葉ができて、ちょっと旅行慣れしている、ってレベルでは本当に大変な体験になること、請け合います。時間もお金も、忍耐力も必要です。何事もそうですが、弱気になったら、やり遂げるのはさらに大変になります。

Enjoy Manila!

人生も旅路というではないか。自分は旅人。マニラに来たら、マニラの時間を楽しむのよ~と、楽しんでください。マニラにはショッピングセンターもたくさんありますが、いろいろな史跡も残っています。ガイド付きツアーもありますから、時間に余裕のある人はスペイン統治時代、第2次世界大戦中、日本の統治時代の歴史も垣間見られます。そういう過去があったと知って、現在、目の前に展開されるマニラを見ると、第1チャクラがしっかり安定して生命力の強い人達の国だなと感心します。

行き交うジープニーは庶民の足。マニラにて。

1) Intramuros。
フィリピンで終了ビザを取得したことがある人は、Bureau of ImmagrationのあるIntramurosに行ったことがあることでしょう。このビザ申請、更新などの手続きで、わたしのパスポートは年のうち半分くらいは手元にありませんでした。そしてマニラに行くとなると、周りが心配して大騒ぎ。90年代のマニラは、わたしのような、体が小さく、女性で、明らかに離れしていないが英語が話せるからというだけで、大丈夫だろうと思っている「平和ボケ」した日本人は、骨までしゃぶられてしまうような別世界でした。このIntramurosは、Within the wallという意味があり、かつて海賊の略奪を防ぐために壁があったのだそうで、その内部に都市機能が集約されていたそうです。Old Manilaで検索すると、Old Manila のツアーが検索結果に上がってきます。

2) The Manila Hotel
会話にこのホテルの名前があがるとき、ある種のトーンがついてきます。ベルサーチとか、シャネルとか、プラダが会話に出る時にも、ある種のトーンに乗って会話になります。なぜなのか、それはTheマニラホテルだからです。しかし、まだ一度も行ったことがありません。ぜひ一度は行ってみたいホテルです。

3) Nightlife
かつてはErmitaの夜がかっこよかったのでしたが。でもNightlife Manilaで、検索すると、バー、クラブ、カラオケバーが上がってきます。

4) Mall of Asia
ミスインターナショナル世界大会が開かれたこともある、モールオブアジア。何も知らなくてもとりあえずここに行けば、なんでもそろいます。わたしの場合は、ポケットWifiとSIMカードを買いに来ます。

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