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1990年代、フィリピンに滞在していました。観光業でした。

収入は天候に左右されました。東南アジアですから、近隣諸国の事情でも左右されました。マレーシアの火山爆発ではフィリピンへの観光客が増えましたが、シンガポールでフィリピン人メイドの死刑執行があったときは、シンガポール観光客は来なくなりました。ただ、シンガポールは人口が少ないので、影響は感じましたが、深刻ではありませんでした。マレーシアで観光客を誘拐し、フィリピンに立てこもった事件などテロ事件では影響が大きく、生活費が稼げない時もありました。

大人でも助けてもらいたい状態の時もあります。当時、外国暮らしで困ったときは、国元の親に頼るしか方法がありませんでした。しかし何年も離れて暮らしていたから、母の様子が的確に判断できませんでした。あるときから「母の様子がおかしい」と親戚から言われる回数が増えました。親戚に「あんたの親なんだから」と言われて、何度か国際電話してみました。大丈夫そうだったこともありあましたが、親子の縁を切ると言われたこともありました。

だんだんと近づいてくる将来、確実性が増してくる「親の介護」。

友人ヨハナを訪ねて、ドイツに行ったことがありました。ヨハナは車を持っていなかったので、バスなど公共の交通機関を使っていました。ある日、彼女と一緒にトルコ人家族の家のそばを歩いて通りました。友人ヨハナによると毎日酔っ払って、通行人に向かって奇声を上げている家だそうです。「社会福祉で子供がいる家には手当てが出る。第2次世界大戦でドイツ軍に従軍したトルコ人も手当てが出る。あの家はそのお金で働かずに飲んだくれている。社会福祉はそういう人達のためだけにあるのではない。あなただって母親の介護に使える手当やリソースもあるはず。そして年に1度や2度旅行をするぐらいのことは、日本ならできるはず。」と言われました。

地球上にはいろいろな意識があり、「年に1度や2度旅行をするのは当然」という意識も存在してます。そういう意識があると知るだけで、その後の選択が変わりませんか。

2001年に一時のつもりで帰国しました。親戚たちは、親の面倒を見るのは当然という意識を押し付けてきました。長女だからとか、独身だから、好きなことをしてきたから。そして、弟もそれに便乗しました。一番悪かったのはわたしで、自分も親戚達の言うことを信じてしまっていました。その後、わたしに病気が判明しましたが、誰からも優しい言葉も何の援助もなく、「好き勝手なことをしてきたんだからしょうがない」の一点張りでした。自分が病気でも、こんな家族親戚では頼れないし、そもそも母と共倒れになるなんてまっぴらごめんでした。幼いわたしを枕で窒息させようとした母との思い出がよみがえります。

免疫力を高めて健康になろうとHSKキネシオロジーを受講しました。そして、自分の言動を縛る思い込み、思い出を解放する必要性を感じ、同時に困っている人を助けたいと思いました。身体の痛みに直接アプローチする足反射区療法1級も取得しました。そうしていくうちに新しい疑問が生まれてきました。これは、わたしが本当にしたいことだろうか。わたしはフィリピンで「マキさんと潜れば」バラクーダに会える、ギンガメアジの群れに会える、ハンマーヘッドシャークにあえると言われてきたのです。それに好きなことをした人に罰が当たるって本当なのでしょうか?それで病気になるのでしょうか?たとえばイーロン・マスクさんはどう見ても好きなことをしてます。そして、世界有数のお金持ちです。

わたしは不思議な勘があって、実際に見たり聞いたりしなくても、わかることがありました。その感覚は世間では「ニューエージ」と言いました。わかってあげ過ぎて、自分が我慢すれば丸く収まるのだと、主張できない自分を克服するためにドリーン・バーチュー博士監修のアサーティブネス講習も受講しました。ニューエージと言われた瞑想、ヨガ、呼吸法は今ではハッピー心理学の王道です。ですが、瞑想にしても、呼吸法にしても、ヨガにしてもどれだけ勉強しても大きな声で言えない不思議な居心地の悪さを感じていました。

斎藤一人さんやお弟子さん達の本を読み、毎朝YouTubeビデオで一人さんの講演を聞いて気分を良く一日を始めるようになりました。一人さんにご恩を感じお返しをしたく、商品を買ってみようとぽつりぽつり買い物をするようになりました。ある時、通訳として高く認められたプロジェクトに従事している最中、ハッピーつやこメイクをしようと思い立ち、そしてとうとうハッピーつやこメイクで外出しました。その日以来、わたしの世界は変わってしまいました。

一瞬のことでした。強いて言葉にするなら、マルチバースの明るいところに瞬間移動してしまいました。一人さんの商品を使うだけで、誰でもできちゃうんです。それ以来まるかん一筋です。