1 minute read| Airport  | Philippines

フィリピンは7000もの島々がある群島国です。そのうち人が住む島は、nationalgeographic.comによると2000ほどだそうです。わたし達の祖国日本も列島国で、群島も列島も英語ではarchipelagoといわれます。

島から島へ移動を必要とするので、海の交通が発展していったのだろう。それぞれ個人タクシーのようにボートを運営して、定員に達するまで桟橋から出発することもなかったのだろう。だから、フィリピンでは島から島へ移動する手段として飛行機をつかうようになっても、搭乗時間の意識が薄かったのではないか、と思えたものでした。

心休まる一杯のティー。フィリピン・カミギン島にて。

International Airport In the Philippines

Manila (Luzon) 直行便、首都ですから、日本からの行きやすさ抜群。
Clark (Luzon) 直行便、アジア最大の米海軍基地があり、1991年に噴火したピナツボ火山への玄関口 
Laoag (Luzon) 経由便、まだ行ったことがないスペイン統治時代の建造物を残す北の玄関口
Mactan-Cebu (Mactan) 直行便・経由便あり。わたしの大人になってからの人生はここで形成された
Kalibo (Aklan) 経由便、美しいホワイトサンドビーチとサンセットで有名なボラカイへの玄関口
Puerto Princesa (Palawan) 経由便、自然のワンダーランド・パラワンへの玄関口
Iloilo (Panay) 経由便、ビサヤの最古の都市だそう。
Francisco Bangoy (Davao) 経由便、明治のころから日本人が移住したところ

Which airport to go

渡比する目的に合わせて目的地が決まって、空港が決まります。時に、ある航空会社に乗ってみたくて、空港が決まるときもあるんだな~。前回はZIPAIR Tokyoに乗ってみたかったのでした。ZIPAIRが安くて、出発時刻が自宅からの移動にも完璧だったと聞いたのでしたが、わたしはその存在を知らなかったからです。そしてZIPAIRだと、成田・マニラしか選択肢がありませんでした。

Oozing Culture

ZIPAIRについて、得に事前に調査もせずに乗ってみましたが、出発時刻が8:55で、チェックインが2時間前だと6:55に成田にいなければならない。首都圏に住んでいる人でも所によっては車で移動するか、前泊するか、始発にするか考えたくなる時間ではないでしょうか。しかし朝が早かったこと以外は、大変興味深い搭乗体験でした。妙に効率がいいんですよ。無駄のない製造のことをLean manufacturingといいますが、Lean air travel experienceでした。また、窓がElectrochromic window・エレクトロクロミック窓で、窓そのものが電子カーテンになってしまうのです。その遮光レベルを変更して楽しみました。近年、Diversity & Inclusionが叫ばれていますので、あんまり国籍を知りたがってもなと思いましたが、日本の国際線専門のLLCだそうで日本航空の完全子会社でした。

Things get better, future is blight

日本はODAとして、フィリピンのインフラ建設に様々なリソースを投入してきました。わたしが住んでいたころは、老朽化したマクタン・セブ国際空港の改築、マクタン島とセブ島をつなぐMarcele Fernan Bridgeの建設を行っていました。

今、旅行者が利用するニノイ・アキノ国際空港第2ターミナルの新設工事も日本のODAがかかわっています。マニラの電車、MTRも日本の援助が入っています。

ODA公共事業や、都市創造、人材育成、農業、バリューチェーン作成に興味のある方にとっても面白い国ですよね。

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