ふらと日用品の話

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無農薬で育て、手で紡いだ綿の糸を使ったタオルや、日用品を販売しているNGOのふらのわ会から「ふらそら~と」という大豆の粉の洗濯パウダーが販売されています。洗濯パウダーと書いてありますが、いろいろな使い方ができます。

野菜を買ってきたときに冷蔵庫にしまう前に、ふらそら~とを添付のスプーンに3分の1~2分の1ぐらい取り、水を張ったボウルに溶かしてください。ここにお野菜を5分から10分間浸します。

漬けきれなかったら2回目、3回目も同じ水溶液に残りのお野菜を浸してもらって大丈夫です。これで残留農薬が落ちるのです。なぜそんなことが分かるのでしょうか?

わたしは普通の家庭で生活しているので、いろいろな検査をする道具があるわけではないのですが、野菜を取り出した後のふらそら~との水溶液を見ると、紫色に見えるときもあります。本当の野菜の色かも知れないときと、着色料が使われたらしい野菜を買ったときでは、水溶液の色の違いが微妙に分かるときがあります。

荏胡麻をあらって、ジップロックに入れて、冷蔵庫に入れ忘れたことがありました。買ってから1週間を越えて気付いたのでしたが、青々とパリッと、どこも傷んでいませんでした。ホウレンソウは茎が溶けてしまわず、青々とシャキッとしていました。そうなのです、葉野菜は傷みやすいのですが、ひと手間かけると、1週間以上青々とパリッとしています。

先般は、スモモととブドウを浸して美味しいねと言って食べました。桃は浸すのを忘れて、水洗いして食べたのですが、唇の周りにピリピリっとする感覚が微妙にあったりして、ふらそら~とがしてくれる働きに改めて驚いたりします。

お風呂では入浴剤の代わりに、添付のスプーンに1杯入れてください。湯あたりが軟らかくなります。ふらのタオルを使えば、シャンプー、ボディシャンプーを使わなくても汚れもにおいも落ちますが、わたしのようにデトックスで、頭皮や顔や耳の中までかゆくなるような人は、ふらそら~とを入れたお風呂のお湯のお蔭で、かゆみが和らぎます。歯磨き粉に含まれる塩素系の物質やフッ素が心配な方は、重曹と塩と、ふらそら~とで、自家製の歯磨き粉の出来上がり。

ふらそら~とは大豆由来なので、レシチンも含まれています。脳にいいと言われている若返りの物質ですね。これが皮膚や粘膜から吸収されることを考えると、使いたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

肝心のお洗濯の時は、一般家庭用の洗濯機1回分に添付のスプーン1杯で洗えます。合成洗剤に比べたら、恐ろしく少ない量で洗えます。汚れ落ちの方も安心してもらって大丈夫です。量販店で買ってきた衣料でも、柔軟剤を使わなくても肌触りが良くなります。

ふらそら~と/大豆粉のご紹介 

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