ふらのある良質な暮らし

ふらと日用品の話。フィリピンにはわたしがお世話になった人、トラブルに巻き込まれた時に助けてもらった人、大切なお友達がいます。今回わたしがお土産にプレゼントしたいと思ったのは、ふらのタオルでした。ふらのタオルは癒しの力があるので使い方の説明が必要です。でも会うのは久しぶりだし、話したいことは他にもいろいろあったりして、ろくに説明もできずに、とりあえずお別れの時間が来てしまったりします。

有機栽培と言っても、殺虫剤を使わないとか、除草剤を使わないだけでなく、科学的な肥料も使わないことも理解してもらいたいし、綿にストレスがかからないように手摘みで、手で綿繰りして、手で糸よりをしていることも話したいし、こういう不調があったわたしたちがどんな体験をしたかも話したいのです。

例えばシャンプーを使わずにふらのタオルで洗髪できます。デンマンブラシのように歯のしっかりしたブラシにタオルを刺し通すようにして、シャワーでお湯を流しながらブラッシングをしながら洗います。頭皮がデトックスしているときには、ブラシの歯にたくさんの黒いタールのようなものがつくことがあります。ふらを使い始めた3年半前、数か月にわたってその黒いタールのようなものが出ました。それから、顔が全体的にハリが出たような気がしました。この状況がその後しばらくなかったのですが、南の国のビーチで同じ状況が起きました。体というのは置かれた環境によって、デトックスする力が変わったり、デトックスさせる体の部所がかわるのですね。

今回はキッチンがついている家を借りました。今夜、日本に帰る飛行機に乗ります。1カ月間シャワーで使ったふらのタオルは、熱湯消毒などして、4分の1に切って、一枚は食器洗いに、もう一枚は、食器用ふきん、もう一枚は台ふきん、最後の1枚は手拭きにと大活躍してもらいました。ふらがなかったら、キッチンペーパーやスポンジ、布巾をどれだけ使ったことでしょうか。無駄な消費がないし、少し空いたスペースにはハロウィンのコスチュームを入れて帰ることになりました。

ふらのある暮らしは、良い暮らしですよ。

share this recipe:
Facebook
Twitter
Pinterest

Still hungry? Here’s more