ふらの綿とアレルギー

布良と日用品の話。ご縁のあった人に「ふらの良さ」を分かってもらいたいと思い、健康に不安のある方にお話させていただくことがあります。しかし、「薬の様なものではないので、こうして使う」というものではないので、説明をするときに話があっちに行ったり、こっちに行ったりしそうになります。

医療施設でも、最近は病気で病院にかかった時に、病状の他にとにかく患者さんと長く話すこと、仕事のストレスや自分が信じ込んでいる「良い事、悪い事」等の思考の癖もインタビューする様になってきたと聞きました。

わたしがC型肝炎の治療を考えていた頃とは変わりましたが、相変わらず「自分の都合を基準に、体調を管理」しようとする傾向は、病気になる人の間では変わらない立場に思えてしまいます。大きな病気が診断されたときに「わたしは何も悪いことをしていないのに、突然病気になってしまった」という考え方をしてしまう傾向のことです。

今日はアレルギーのお話をします。死に至ることもあるので軽く考えてはいけませんが、ハウスダストを原因とするものや、ちょっと咳き込んだりする程度の症状は、身体が冷えると症状が悪化するようです。

アレルギーと上手く共存して、やがては治していくという生き方としては「まず身体を温める」、すなわち「自己免疫能力を上げる」ことをお勧めします。それはもしかしたら、自分では暑いと思う体温度かもしれません。でも体温と、アレルギーの反応を見て判断したいものです。わたしたちの内臓は消化していない時は、体温調整(発熱させる)ために働いてくれるので、身体が温かい状態ということは、内臓が疲れない状態と言えます。ですから、特に「肝臓が疲れない様な食べ物や飲み物を摂る」ということも温かくすることに効果があると考えられます。

肝臓は解毒の細胞です。解毒の細胞が頑張らなければならない様なものを「食べない様に、飲まない様に、身に着けない様にする」ということ。これはアレルギーのある人にとっても大変良い考え方という事が分かります。

わたしにはアレルギー性鼻炎があります。病院に通わないでも、布良のマスクをしたり、布良の緑綿と茶綿で出来た耳栓をしたりすることで症状が楽になることが分かりました。「耳と鼻と喉は繋がっているなあ」と強く思う様になりました。

今ではふらの耳栓やふらのマスクを長時間を着けることが出来ます。使い始めの頃は、それが顔の皮膚に触ると痒くて痒くて長時間着けていることができなくて驚きました。ただし「痒くて着けていられない」ということには不思議となりませんでした。数分でもつけていられれば、その間は楽なのです。

また痒くなる所は普段から吹き出物などトラブルのある場所だったので「またここなんだ」という実感があり、ふらによって体を癒している実感があったからです。だんだん長い時間着けていられる様になってきました。そして今日は、昨年に綿の畑で収穫した白の綿をちぎって鼻の中に入れてみています。

朝から、くしゃみが止まらなかったのですが、くしゃみは止まりました。これを鼻の中に入れて10分間ほど経過したところです。痒くはないし、喉のイガイガも治まっています。ただ、鼻水が出て来ます。そして、呼吸器を癒しているという気分がしています。

ふらの会員さんで、こういった実験をしている人がいたので「鼻水がたくさん出て来る。悪いものを出している」と聞いていたので不安はありません。

アレルギー反応で鼻や喉、耳が痛くなったり痒くなったり、咳が止まらなくなる人にとって、そのときの感覚とはどういうものなのでしょうか。わたしの場合は、なんだかカサカサになってしまった様な気持ちです。

ふらの綿製品をいろいろな形でいろいろな場所に使うと、その場所がほんのり温かくて潤った気がします。こういう小さなサインは、身体からのOKサインです。

share this recipe:
Facebook
Twitter
Pinterest

Still hungry? Here’s more