ふらの話

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    布良のQ&A その1

    Q1
    「布良」を使うと、ほとんど洗剤がいらないと聞きましたが本当でしょうか?

    A1
    信じられないでしょうが、本当です。その理由は、優れた素材が手紡ぎされていることによります。布良の吸水率はなんと127.1%。つまり自分の体積以上に水を含むことができるのです。そのため、繊維の中に油分などが入り込まず、本来中の悪いはずの油分でさえ、水で取り除いてしまうのです。

    実際、油で汚れたお皿を洗剤を使った従来の洗い方と布良のみの場合を比べる実験では、なんと布良の方が完璧に油分が落ちているのです。実験のビデオもありますから、機会があったら見てください。

    吸水率127.1%は平成5年に愛知県三河繊維技術センターで行った吸水性試験の結果です。また平成2年に同センターで行った試験では、一般の面タオルは84%、明治のころ使われていた今よりはずっと回転数の低いガラ紡の付近で107%でした。このことも、布良が最高のコットン布であることが分かります。

ふらのわ会の資料より

この情報では、明治の頃の紡績技術であるガラ紡の方が、今のタオルよりも悪くて吸水率がよいといっています。今のタオルより明治のタオルの方が使っていて気持ちよかったことでしょう。わたしたちは何を引き換えにしたために、今の生活になったのでしょうか?

ふらを使った我が家の生活では、合成洗剤が家から無くなりました。石鹸はたまに使います。石鹸と合成洗剤の違いは「肌の悩みがすべて消えるたった一つの方法―美肌には化粧水もクリームも必要ありません」(クリニック宇津木流院長 宇津木龍一著)の中に記載がありますが、自然界には存在しない化学的に合成された界面活性剤を使っているか、自然の油や脂を使って界面活性作用を持たせたものかの違いがあります。

また、前述の本によれば基礎化粧品が不要になるか、科学的に説明もされていますので、ふらのタオルを使った洗顔方法がどうして衛生的で、美肌に結びつくのか興味のある方はぜひご一読ください。

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