エンパス

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わたしはエンパスです。だいぶ慣れてきましたが、うまく乗り切る事が出来ない時もあります。

月に一度、生理の時がダメです。その時、いろいろなものに共鳴します。嫉妬心とか、執着とか、報われなかった心とか、そういうエネルギーの低いものが多いので疲れます。

3月のお彼岸はもっと辛いです。9・11以降は9月もダメですが、今年は大雨で北関東に被害が出ましたし、心配していた通り、車で…。

わざと書きましたが、こういう考え方は、わたしの場合、状況をさらに悪化させました。エンパスである自分が月に1、2日、コントロール不能になる事を仕方ないと許していたがために、パートナーと喧嘩以の事が起きてしまいました。そのお陰で「もうコントロール不能は嫌だ」と思いました。

朝の日課、ミラクルモーニングの”Life S.A.V.E.R.S.”のS.はサイレンスの間に行う呼吸法で、作者のハル・エルロッドさんの例をいただいて、こうしてみました。
吸いながら「I breath in peace(意訳で、穏やかに吸い込み)」と言います。
吐きながら「I breath out love(意訳で、愛を解き放ちます)」と言います。

A.のアファメーションもこんな風に変えてみました。
わたしは自分の可能性を制限する思い込みを手放します。
わたしは完璧主義者をやめます。

そのアファメーションを言ったら、不思議な事に、V.のビジュアリゼーションまで変わりました。わたしは、失敗した時の「もしもの時」用の立て直し計画が甘かったのです。今まで、ずーっとそうだったのです。わたしは、ネガティブな事を考えると、呼び寄せてしまうのではないかと心配して、ただ単に考えませんでした。これからは「もしも対策」にもっと時間をかけます。

エンパスである事は始めたり止めたりできるものでもありません。しかし悪い事ばかりではありません。通訳をしている時に、話し手のフラストレーションが伝わってくる事もあり、仕事で役立つ時もあるのです。その話はまた別の機会に。

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