ケアのコンセプト

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Tengudoのケアのコンセプトです。

頭と体がつながる時間を取って、心や体の緊張感が取れることを本人が実感する。他人の手は最低限、対処療法や薬はできるだけ使わない、オーガニックな方法。

ジムに行くようになり、機能療法士さんとの出会いがありました。自分の体にトリガーポイントがあって、これが肩や腕に痛みが根本的な原因だったことがわかりました。

さて、トリガーポイント。使いすぎ、あるいはまったく使わない筋肉にできるものだそうです。そして体に痛みが出ているときには、体に必要なのはトレーニングではなくケアする時期だそうです。

お勧めでThe Stretch Pole(R)を買いました。特許をとっている製品でこれ以外は類似品だから、間違わず買うようにとの強いお勧めがありました。自分でもネットで検索してチェックして買いました。試した初日からパラダイスにいるかのようです。

わたしのトリガーポイントは、学生時代のテニスが原因でした。都立高校の軟式テニス部で、都大会に出たことも何回かあります。あの頃は今とはまったく違う体力づくりの方法をどこでも採用していました。とても関節に負担のかかる厳しい練習でした。頭の中に「巨人の星」のテーマ曲が流れたものでした。それですよ!トリガーポイントの原因。今まで施術の勉強をしても一度もそんなことにはつながりませんでした。

ストレッチと加圧を最低限にしたトレーニングは同じリラックス効果があると思い込んでストレッチより加圧トレーニングをしていたわたし。それでもハッピーホルモンが出て確かに気分も体調も、ある程度改善してきたのです。しかしストレッチ・ポールを買って寝る前に数分ストレッチすることで、初めて「体のシグナル」と自分の体の痛みと心の動きのつじつまがあって、すべてがつながったと感動を得ました。

自分の心や頭や体の中に『ケア』が入っていなかったなと感じました。自分としては、『あわてて閉じたパンドラの箱に最後に残った言葉が、ケアだった』みたいな感じです。ケアの変わりに、管理とか、補修、調整とか違う言葉が入っていたようでした。これからのわたしは、今までとちょっと違う~。

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セブ島でスキューバダイビングショップの店長だったわたし。その時は、のちに日本に帰国することになるとは思いませんでした。さらにキャリア転換をして、英語通訳になるなんて夢にも思っていませんでした。きっかけは、アブサヤフのシパ