フィリピン

フィリピン。

わたしのハートにはとても近い国です。何が近いのか、どう近いのか、どこから話を始めたらいいか、わからない程です。

成田や、関空から、フィリピンの首都マニラへは、メジャーな国際線が1日に何本も飛んでいて、名古屋からはLLCも週3便飛んでいます。フライト時間も成田で4時間程度、あっという間についてしまう近さです。

マニラは貿易のアジアのハブとして古くから栄えました。日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザヒエルはなぜか日本人ならだれでも知っている名前ですが、この人は長崎に到着する前に、マカオ、その前はマニラで布教していたそうです。その頃、貿易港として栄えた町を渡って宣教師がスペインからやってきていた。彼らが立ち寄った港町はどんな活気があったでしょうか。いろいろな人や文化が交錯するワクワク感は、想像しきれませんが、なぜかわたしのDNAに響くものがあります。

記憶を頼りに書きますが、第2次世界大戦後の復興が早かったのはアジアではフィリピンが一番でした。戦勝国アメリカが復興を助けたそうです。またフィリピン航空は戦後のアジアで一番最初に国際線運行した由緒ある会社だったのです。誇り高きフィリピン人というような表現を聞くことがあると思いますが、鎖国していた我々とは違った歴史を生きてきた国です。

フィリピンは北回帰線と赤道の間にあって、南十字星が見られるところです。夕焼けや朝焼けが、一瞬で終わってしまいます。暑い国です。特にルソンの5月は病気になりそうな暑さです。セブの夏だって山の草木が枯れて、紅葉してました。今、9月。そろそろ台風シーズンです。最近は台風が長くなりましたので、この表現は正しくないかもしれません。

あと、バナナが美味しい国です。日本で買えるバナナは、わたしにとっては芋です。フィリピンのマーケットで買うバナナは、ジューシーで甘くて香りが高いです。本やYouTubeだけでは映画「グッドウィルハンティング」の天才少年のように頭でっかちで心がついてこない人になってしまう、だからフィリピンでバナナを食べて欲しいと思うほど、美味しいのです。

まだまだ、続く。

More Articles

Hibiscus

フィリピンでよく見かけるハイビスカスは、背の低い枝の細い株に、たくさんの花が付いたものです。朝に夜に、ダイビング、ハイキングやウォーキング、買い物の行き返り。食事に出かけたレストランやバーで、いつでもハイビスカスを見ます

自分への試験

美しい春の桜。山間に出かけると、ふと足を止められた。自然に花開き、満開の時期というものが訪れる。人生にも同じことが起きる。準備が整えばこそ、開花することができる。何もアクションを起こさなければ、それにふさわしいことが起き

ホーリーバジルとの出会い

千葉の叔母を久しぶりに訪ねた後、南の館山までドライブ。宿は千葉県最南端のユースホステル。のどかな景色といい、気候といい、南国ら しい佇みが漂う町並みで、プチ旅行の気分も最高潮に。 舘山には「布良」と書いて「めら」と読む地