使う人に奇跡のような体験をさせてくれる布良

    「布良」の綿花は有機栽培。そして丁寧な手摘み、手紬。

    人にも生態系にも優しくて、あたたかい。

    「綿」は体に優しい天然繊維、という印象を持っている方が大半の方です。たしかに石油から作られる化学繊維から見れば、ナチュラルな繊維と言えるかもしれません。しかし残念ながらその栽培の過程で収穫しやすいように葉や茎を枯らしてしまう枯葉剤も使用されます。ナチュラルに見えて、実は環境を汚染し、綿花自体も決して穏やかな状態とは言えないのです。

    「布良」の綿花は、有機肥料を施し、農薬を使わずに栽培した純粋なオーガニック。しかも一つ一つ手で摘み、手で紡いで糸にしています。そのために糸の寄りは均一ではなく、表面はふんわりした仕上がりに。そして科学的にその糸の特性を検査したところ、吸水率127%というあらゆる繊維の中で世界最高水準にあることが証明されました。「布良」が洗剤がなくても汚れを落とせる秘密のひとつは、吸水率が100%を優に超えて十二分に水を含むことができる、という特徴があるから。「布良」を使えば洗剤を使うこともなく、水資源の汚染も防げるのです。

    「体にも心にも、そして環境にも良い布」。その素晴らしさが伝わるように、だから名前は迷うことなく「布良」としました。

布良の和会、資料より

優しいエネルギーで育てられた布良製品の癒しの力は、使う人に奇跡のような体験をさせてくれます。

綿が崑崙人(今のインド人)によって日本に伝えられる以前、庶民が着ていたものは麻と絹だったそうです。

世界の綿花生産量国別ランキングを見ますと、1位はインド、2位中国、3位アメリカ、4位パキスタン、5位ブラジルとなっています。BBCなどで数年おきにニュースになる記事にコーラやペプシがインドの綿花畑で殺虫剤・農薬として使わるというものがあります。コストの高い農薬に比べコーラやペプシは安く、水で希釈する必要もないので手軽に使えるというのが理由のようです。これは飲料が害虫を殺すのではなく、飲料に含まれる糖分がアリを呼び寄せ、作物についた害虫の幼虫を駆除してくれるホリスティックな効果があるためだそうです。

なんでも行き過ぎると元に戻ると言いますが、今、除菌、殺菌、効率化、機械化などが行き過ぎた世の中で、殺さないで害を制する流れが自発的に発生することを興味深いと思いませんか。

share this recipe:
Facebook
Twitter
Pinterest

Still hungry? Here’s more