天国に持ち帰る記憶

幼少の頃から、ずーっと鼻や喉が痒くて、親に鼻を触り過ぎるなと脅されて育ちました。夜通しくしゃみをして、枕でぶん殴られたこともありましたが、診察を受けたことはなく、大人になってからアレルギー性鼻炎だということがわかりました。

オーガニックコットンのふらに出会って、鼻炎がどんどん楽になりましたので、これで十分と勝手に決めていました。

スキューバもテクニカルダイビングもしてきましたが、フリーダイビングでは鼻炎が原因である程度の深さより先に潜れません。リバースブロックがあって浮上前に深度1メートルで止まってフレンゼルをしないといけないです。

パイロゲンの溶水を作って、外耳に入れてみました。お湯を張った洗面器にミントの類を入れて、バスタオルをかぶって鼻から蒸気を吸う事もしてみました。これが気持ち良いんです。アレルギー性鼻炎も偏頭痛もこれを続けたらサヨナラできそうです。

プラスサイズモデルのアシュリー・グラハムさんは、美しくて明るくて人間力半端ない感じですが、ある動画の中で「自分のセルライトが大好き」「本気でそういえるようになってから、仕事が増えた」と言っていました。

わたしの場合は、彼女よりももっとたくさん好きになるべきものがありますよ(爆笑)。
アレルギー性鼻炎は、自分の体調が環境に左右されていると教えてくれる。
偏頭痛は、疲れていることを教えてくれる。
胃弱は、人に気を使いすぎる傾向を、過敏性大腸炎は、勇敢に挑戦していることを教えてくれている。
昔の怪我は、海で生きていた自分の命の大切さを、最近の怪我は、物事にはある確率で巻き込まれるということを教えてくれた。
顔のたるみ、シミ、シワは今まで生きてきたことの証で、手の甲のシミ、シワは、海で仕事をしてきたこと。
最近できた足のシミはどうしてだろうね。

この人生が終わったら、天国で神様に「ただいま」というつもりです。その時、持って帰るのは、この体もなくて記憶だけでしょうね。夜通しくしゃみして殴られたことではなくて、パイロゲンの溶水や蒸気で鼻と耳をお手入れしたことで達成した人生のマイルストーンを覚えているのでしょうね。

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