天然の抗がん剤

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楽re、紅豆杉の話。機会がある度にお話しさせてもらっていますが、わたしはC型肝炎の手術の準備をしていた時に、代替医療に巡り合いました。いろいろな人、いろいろな商品に出会ったのですが、楽reの大平先生は、セミナーの中でこんな話をしてくれました。

例えば「高血圧の人が血圧降下剤を飲むと血圧が低くなる。この薬は血圧が高くない人が飲むと血圧が下がり過ぎしまう。そういうものは、薬の時と毒の時がある。わたしたちに必要なものは、いつどんな時に摂っても、中庸にしてくれるもの。血圧が高い人が飲んだら下げてくれて、血圧が低い人が飲んだら挙げてくれるようなものだ。」

今、思い出しても明言だと思います。楽reで紹介してくれる、大平塩田のお塩、奄美のざらめ、珊瑚くんも、そしてこの紅豆杉もみんな中庸に戻してくれるものです。

紅豆杉は中国雲南省の標高4,000メートルを超える厳寒の高山地帯に生えるイチイ科の樹木で、日本では聖徳太子の笏もイチイでした。平均樹齢3,000年、中には10,000年のものも確認されていて、既知の有効成分や未知の超微量成分を宿す「山の精」そのものの樹木と言われています。

この幹を細かく砕いたものが紅豆杉のお茶で、これを煎じて飲むといろいろな効果があります。手に持っている資料(「ガンと紅豆杉」補完医学研究会著)では「わかっているだけで、花粉症、リュウマチ、骨粗しょう症、肝炎、糖尿病などの現代病にも著効を見せています(中略)日本でも97年に抗がん剤として認可」と書いてあります。

わたしが自分の肝炎の治療のために飲み始めた頃も、北里大学がまとめた資料はありましたが、最近では普通の人が読んでもわかりやすい資料がたくさん、たくさん出ています。あの時、手術をしない決断をした自分を、今になっても「間違っていなかったよ」と言われているようなうれしい気持ちにさせてくれます。

そして、これから先何年、何十年生きるのかわかりませんが、わたしもこの先、歳を取るにつれて、病気の兆候を示すこともあるかもしれません。その時も紅豆杉を毎日飲んでいたいと思っています。

「食生活の基本を整えて、紅豆杉のお茶を毎日欠かさず飲む」

一息で言ってしまえることですが、食事と水分の取り方を変えるとは、自分と自分の身体の付き合い方を変える必要があります。特に、40代、50代の働き盛りで、急にがんが見つかった人には、病院のお医者さんの話が受け入れられないのに「お茶を飲むだ~?真面目に聞いてくれてるのか!!」と思うかも知れません。

ただ「食生活の基本を整えて、紅豆杉のお茶を毎日欠かさず飲む」とは、実は大変真剣な「生きる姿勢」で、健康への道です。でも、難しいことでも何でもありませんよ。楽しく毎日全うしましょう。

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