奄美の黒糖

楽reと奄美の黒糖の話。体重をコントロールしようとする人が、最初に減らそうとするのが糖質・糖分だと思います。これは大抵の場合、辛いチャレンジです。

わたしたちはほとんどの場合、白砂糖過多の食生活をしています。その上、白砂糖には中毒性があります。「疲れたな、甘いものがほしい」と思うこと自体が白砂糖の中毒症状を合理化したセリフです。その一方で細胞を再生する、すなわち代謝する、怪我を治す、老廃物や毒素を排出するという、わたしたちの生体反応の中ではお塩、脂分と並び、糖分は不可欠なものです。だから、摂取する糖分の種類を変えて太るような甘いものを食べるのを止めたらいいのです。そしてそういう糖分は現実に存在するのです。

楽reの奄美の黒砂糖は、ミネラルがたっぷり。お料理ではみりんの代わりに使うとたくさん摂れるし料理も美味しくなります。塊は飴のかわりにパクッとどうぞ。少しずつでもおやつを自分で手作りをしてみませんか。フィリピンではサバというバナナの亜種があります。これをこんがり焼き目がつくまで炒めて(2~3分)、仕上げにタンデュアイ(フィリピンのラム酒)と奄美の黒糖を絡めると、バナナQができます。地元の人も、観光客にも人気のデザートです。お好みでバニラのアイスクリームを添えて食べると大満足な一品となります。日本ならば寒天と抹茶で抹茶ゼリー、寒天と豆乳で豆乳寒天、サツマイモのスイートポテト、ぜんざいなら簡単にできます。

口にするものを自分の感情が喜ぶか、体が喜ぶか、どちらで選んでいるか、ちょっと考えてみてください。今まで自分の感情が欲するものを口にしていたのではないでしょうか?体が喜ぶものを口にし始めると面白いことが起きます。「マクロビ」等のキーワードでインターネット検索すると、食べ物を陰陽に分けた図表が見られます。その図表上で極陰・極陽とされる食べ物を少しずつ食べなくなっていくのです。

極陰・極陽の食べ物とは珈琲・チョコレート・ビール・ファーストフードです。そういうものの摂取が減ってくると、性格の変化まで感じるようになります。数か月は続けないと自覚しないと思いますけれど。

あなたが思っている自分の性格は、瞬間湯沸かし器型ですか?すぐに不安な気持ちになったりしますか? エンパスですか? 実は食べ物のせいでそういう面が表に見えているだけで、生まれ持った性格や性質ではないかもしれないのです。体が喜ぶものを食べましょう。その方が心も喜びますよ。

share this recipe:
Facebook
Twitter
Pinterest

Still hungry? Here’s more