小さな成功が集まって大きな成功

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先日、ジムで「新しい会員さん」一緒になりました。それ自体は珍しいことでも何でもないのですが、その日、どういうわけか、その「新しい会員さん」の生態が、客観的に見えました。

不安そうにしてなかなかマシンを使う決心がつかない。

インストラクターに背中を押されて、押されて、押されて、やっと、一回使ってみる。

そして、大丈夫だと思うと運動より、お喋りが止まらない。

止まらないおしゃべりは、大体、家庭か仕事の愚痴。

こういうタイプ、周りにいませんか?

数週間前、わたし自身もそういう行動をしていました。「フリーダイビング」したいのに、「耳抜き」がうまくできなくて、わざわざ「フィリピンのカミギンに訪問している」のにもかかわらず、「トレーニングするよりも、話す方に逃げて」しまっていた時がありました。

括弧の中を入れ替えたら、いろいろな人のふん詰まりの描写に使えると思うのですよ。

「通訳」になりたいのに、「家での勉強」はしていない。「チャンス」をもらっても、「知らない言葉があると、それって英語?と聞く人。あるいは、専門用語だからわからないといって悪びれない。それどころか、逆切れする」場合もある。

言い訳をやめて行動することにしたら、成功体質の仲間入りですよね。だって、大きな成功は小さな成功をいくつも重ねた先にあるものですよね。

つまずいて前に行かれない状態から、もう一度踏み出すときめたら、相談する相手を変えてみるのもいいですね。

でも、きっと踏み出す時に、結果はわからないです。そこは踏み出す時に、考えるべきところではないんでしょうね。踏み出す時には、自分のラッキー体質を信じるべきなんでしょう。

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