怒りはスパイスだ!

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スピリチュアルな勉強が好きな人というのは、まじめで優しすぎる人が多いんだそうです。斎藤一人さんの話の受け売りですが、自分がそうだから、正しい観察だろうなと思います。自分の主張を引っ込めて相手に合わせてしまうタイプと言う意味です。

正当な主張ができないのは、相手と同等の気合を集められないんだと思うことがあります。昨日もそんなことを再確認するような出来事がありました。電話越しの通訳をしていたときのことです。電話越しですから、逐語訳と言うスタイルになります。インドのエンジニアは、もともとが早口で、あわてると口が勝手に動いてしゃべり続けるタイプです。通訳が逐語訳する間を取ることができません。日本側で参加のアメリカ人プロジェクトマネージャは、よくあるアメリカ人のタイプだと思うんですが自分がしゃべりたい一連の話し終わるまで止めません。

ここで、気合負けしたわたし。

しかし、わたしは通訳ですから、気合負けをすると日本人のエンジニアのインプットがない状態で時間だけが過ぎてしまいます。だから気合を入れないといけないです。気合を入れるときのスパイスが、「怒り」のパワーに近いみたいだと思いました。でも、怒りではない。

先般、ポッド・キャストのゲストスピーカーでショーン・スティーブンソン博士が話しているのを聞きました。感動しました。

外部リンク:https://www.facebook.com/theseanstephenson/

この人は、生まれたときに病院でドクターから「この子は24時間生きられません」と言われたそうです。しかし、今年の5月5日で40歳になるそうです。そして、その時死の診断をしたドクターは「I am happy to report that none of the doctors have survived to this day(実際の表現は、忘れました)」誰も生きていないそうです。

自分のDNAより賢く生きないと死んでしまうから、子供のうちからどうやってDNAを出し抜こうかと考えてきたそうです。

気合。怒りのパワーと近いけど、怒りではない。わたしは気合が足りないので、怒りのパワーをスパイスにして、やがて本当の気合を集められるように頑張ります。

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母国語以外で話をしていると、必ず「うまく置き換わらない表現」に出会います。
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介護帰国から始まったわたしの通訳ジャーニー

セブ島でスキューバダイビングショップの店長だったわたし。その時は、のちに日本に帰国することになるとは思いませんでした。さらにキャリア転換をして、英語通訳になるなんて夢にも思っていませんでした。きっかけは、アブサヤフのシパ