春北風鳥の羽さえ逆立って

Spring north wind
Even birds’ feathers
disarranged

春の季語は春北風
Kigo is “spring north wind” for Spring

魂には段階があるんだ。
前世は怒りっぽい性格だったけど、
今瀬は気弱に生まれたりね。
その時によって違うの。
だけどさ、魂が成長すると、
イヤな性格も直っちゃうもんなんだよ。

ひとりさんの一日一語 (令和編)

昨日は免許の更新をして、お宝探偵団で西郷孤月さんの掛け軸の鑑定を見ながらお昼ご飯を食べました。

西郷孤月さんは横山大観さんらとともに四天皇と言われた才能の持ち主だったそうですが、新婚早々酒と女遊びで離婚、三七歳で台湾に渡り、腸カタルになって帰国し三九歳でその生涯を閉じたそうです。四〇にならずに亡くなる人が多かった世の中を生きた人の話を聞くと、生き急ぐとか、死に急ぐという言葉が頭をよぎります。肉体と一緒に魂も死んでしまうと思うと、急いでしまうのでしょうか。前世や転生を信じないから、急いでしまうのでしょうか。

今、人生一〇〇年時代と言われる世の中ですが、自分の死期は自分が決めるものではないらしいという概念があります。これが、「養老先生病院に行く」で、養老先生ご自身がそう書いています。また、「舩井幸雄が最後に伝えたかった事実」で、舩井さんもそれに近いことを書いていらっしゃいました。舩井さんの場合は、概念と言うよりは感覚だったのかもしれないと勝手に想像しています。死期も自分で決められないのに、生き急ぐとか、死に急ぐのは、どういう意志なんでしょうね。

わたし自身、もらった命だと思っていて、誰かがわたしに寿命を譲ってくれているような気がしています。また魂にも、段階があるって思います。思った通りにならないとイライラする年代。初詣のおみくじで大吉以外が出ると、イライラする年頃から、凶が出るとかえって喜んじゃう年頃。最近はね、持って帰ったおみくじが、いくつかあったので一つにまとめてクリップで留めたら、大吉も中吉も凶まで全部ひとつづつあって、驚きました。おみくじを買えば、現在おみくじに設定された選択肢から出るだけなんだな~と平常心な年頃です。わたしはこんな自分の変化を「魂が成長したのかな」と思っています。

昨日は、お宝探偵団を見た後、マウンテンバイクに乗って、藁科川に鳥を撮影に行きました。春北風で、向かい風で大変な運動量となりました。止めて、撮影している間に風でバイクが倒れたりしました。そんな風の中で、枝も揺れるのにメジロがいました。鳥の羽が乱れているのを見たのも初めてですが、風をよけずに枝にいた様子が、面白いと思いました。

頭に天国言葉。心に感謝。体に栄養。顔につやを出して、無明の世界に生きている人の光になろうとすると、体が動いて脳が正常に動かないとね、助ける側になれないからね。

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