生きるために必要なもの

最近は暑いので、シャワーで済ませていますが、シャワーでも「ふらのタオル」を使います。今朝、今まで使っていたタオルがゴワゴワになりましたので、新しいタオルに交換しました。

ふらのタオルは吸水性も良い。おろしたては水に濡れず、もしろ水を溜めます。それで顔を優しくなでる様に洗います。とても柔らかくて気持ちいい。水で洗うので肌にも優しいのですが、せっけんを使わないので汚水が流れ出た先でも環境に優しいわけです。

例えば、足尾銅山や水俣病など、人の生活に化学物質が与える影響がシビアなケースは数々あります。さらにナノテクノロジーが解禁になってからは色々なものが発展しました。同時に地球の生態系に入り、わたしたちの皮膚を通って体内に入ってしまう。既知または未知の化学物質がカラダにも入ってくる様になったそうです(物質同士の化学反応もあるので)。

身近なものとして、歯磨き粉、お風呂で使う洗剤、洗濯に使う洗剤や柔軟剤などなど。それは、わたしたちの日常で生活必需品と思っていたけれど、実は嗜好品と呼べるものではないでしょうか。タバコの様に止めたら健康になるものだったりして。だって、わたしは畳の目の様だと言われた顔(!)の肌荒れが治ったもの。パートナーは加齢臭がなくなり、抜け毛が減りました。

そういうタオルは高いんじゃないのと聞かれます。タオルの単価で話す事でもなくて、実は生活費全体と生活の質で見るべきことだと思います。

洗剤を使わないから、すすぎにお水を使わないです。洗剤、柔軟剤の支出はかからなくなり、 手荒れしないから、ハンドクリームも要りません。香料の良い匂いがなくなって寂しいという方には、エッセンシャルオイルもあるし、本物の香りは常に合成物の香りよりも素敵です。茶渋やら風呂の掃除には、粗塩や重曹という強い見方がいます。ゴワゴワになったふらを雑巾として洗いモノやお掃除に使用すれば、これまたあっさり綺麗になります。これだけやっても冬でも手荒れしません。

これは中古車に修理代をかけて大事に乗って節約した気でいたら、実は新車の方が断然燃費は良いし、修理代はかからないし、排ガスも綺麗だったみたいな事と同じですね。

そして誰のためにしているのかと言えば、わたしとわたしの大切な人のためです。しかも誰も傷つけないウチの下水をいつも川と間違ってカッパが来ちゃうと思ってしまう。お水を使い、それを捨てることにも安心して。

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