足先をメンテナンスする

わたしの好きなポッドキャストに“5 live science”というプログラムがあり、スウェーデンが輩出したオーストラリア人の天才「ドクターカール」に質問できるコーナがあります。

ある日のポッドキャストでは、スティーブンホーキング博士のように稀有な才能のある人の脳だけを摘出して生かし続けることは可能かという質問がありました。これにドクターカールは「難しい」と回答していました。「脳は身体全身からの神経信号を受信しないと活動しない器官だから」だそうです。

わたしが施術法として習得した「足反射区療法」は”bogus”、つまり偽物ではなく、科学的で正当なものだと確信した瞬間でした。

足は、体表の2パーセントでありながら体重を支えてくれる場所です。わたしにとっても皆さんにとっても大切な身体の一部。足裏には喜怒哀楽があり、体調があり、過去が現れるところ。その延長線である将来まで見える場所でもあります。

最近、爪水虫のある方にものすごくよくお会いします。その多さは驚くほどです。実は、足指の反射区とは頭の位置を現しています。ですから、爪水虫のできる位置の反射区も頭にあたります。つまり「足先は頭」なのです。ここは大切にしたいし、していだきたいところなのです。

手始めに毎晩、足指の十本を十分間ぐりぐりしてほぐしてあげて下さい。同時に眠っていた神経を起こして、脳に神経信号を送ってあげてください。

なぜ白癬菌の水虫が爪に感染するのか。その原因は、ご自身の免疫力の低下です。爪水虫ができる人は、いろいろなことが重なって結構きつい状態になっています。または、そうなってから長い時間が過ぎてしまっているわけです。まずは、そのことに気付いて下さい。

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