頭の中で聞こえる声

Date

2010年に「英国王のスピーチ(The King’s Speech)」という映画がありました。ドタバタで国王になった「どもり」のあるイギリス国王ジョージ6世が、スピーチセラピストと一緒にラジオで開戦のスピーチを国民に向かって行うまでのお話です。

出演者も素敵でしたが、ストーリーの展開がよかったのです。親にも理解されず、兄弟への劣等感に苦しみ、自分の責務を全うしようとする、たまたま国王だったある人間が、良かれと思っておせっかいを焼く人達(お役人)に邪魔されつつ、資格のないスピーチセラピストを自分の最強のチームメートと認めて頑張っていくのです。

ロバート・キヨサキ的、そしてブレア・シンガー的に、あなたを愛する家族や友人は、愛するがゆえに間違ったアドバイスをするので、誰のアドバイスを聞き入れるか判断は大切です。

家族に刷り込まれた価値観で、自分の人生で助けにならないものは、努力して体のシステムから出しましょう。

自分の頭の中で聞こえる声は「親の声」だったり「先生の声」だったり。誰かそれなりに影響力を持つ人が昔自分に言った言葉の合成物だったりするからです。

自分の「好きな事」をして地に足をつけていないと、第1のチャクラにエネルギーが足りない感じになると思います。いろいろな事情で自分のやりたい仕事をしないでいると、戻るのも怖くなったりします。そういう時に、自分の頭の中で聞こえる声は、あなたの声ですか? それとも過去から響く声ですか?

あなたの第1チャクラにエネルギーが戻ってくると、普通にあなたのパートナーの第1チャクラにもエネルギーが戻ります。自分の頭の中で聞こえる声の正体を見抜いて、自分の「好き」を大事にしましょう!

More
articles

それでも逐次通訳が大切な理由

最近の通訳界にもAIの技術が押し寄せてきています。AI字幕、瞬間翻訳ガジェット。そしてカフェインが血管の中を流れているような同時通訳者。
そんな中でも、わたしは「逐次通訳」がまだ現場で求められている理由を感じます。たとえば商品設計の詳細を詰める会議では、発注側が設計側に説明するとき、通訳者の訳し方を確認しながら話を進めたいのではないでしょうか。そうして、逐次通訳の需要は存在し続けているのだと思うのです。

A社商談での現実体験

その日の通訳は、ドメイン外だった。テーマは A社と設計ツールの導入商談。 しかし設計の知識も、CADの実務経験もゼロ。
しかし、商談成立までたどり着けた。
繰り返し自分に言い聞かせていたのは、3つの「言霊」だった。

Lost in Translation: 英語になりにくい日本語表現たち

母国語以外で話をしていると、必ず「うまく置き換わらない表現」に出会います。
英訳しても意味が通じなかったり、文化的な背景を知らないと誤解されてしまったりします。
今日は、そんな日本語をいくつか紹介します。