頼まれた仕事はチャンスだ!

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わたしは仕事が好きです。仕事で会う人の中には「仕事は嫌なもんだ」と思っている人たちがたくさんいるようです。話しているときに共有できなくて笑えますが。

業界が違うと、カラーが違います。例えば銀行、製造業。今、お世話になっている製造業では大きく分けて設計と、製造と、管理部門があります。同じ会社でありながら全然違うカラーだなと思っています。

同じ会社とは一つの運命共同体、同じ部とは、その中のまた別の運命共同体だと思いませんか。そのまとまりの運命をみんなで生きているわけですからね。だから、そのリーダーがパワーのある人かない人か、部を見ているとわかるなと思います。人の出入りが激しいとか、明るいとか、暗いとか。また、一人ずつ見ていくと陰と陽の組み合わせがあるのもわかります。

斎藤一人さんは、「自分が仕事を選ぶのではない、仕事が自分を呼ぶのだ」と言っています。

ある資質の人が、その部に呼ばれるというか、選ばれるのですね。そして、その資質ゆえに、陰と陽をなして、がっつりその部の構成要員になる。

自分がその構成要員になっていることに気づいて、嫌だと思ったら、どうするか、相手は鏡ですからね。自分も構成要員になるような何かがあるのでしょう。しかし、基本的にはミッシェルオバマさんが2016年に選挙戦でトランプさんの戦略に対してスピーチしていたフレーズをここで引用してみたいと思います。

“When someone is cruel or acts like a bully, you don’t stoop to their level,”. “No, our motto is, ‘When they go low, we go high.'”

「残酷だったり、いじめる人がいても、そのレベルに下がらない」「わたし達のモットーは、下がる人がいたら、高くあること」

では、実際にどうするか。

わたしは窮地だ!と思った時は、「わたしはラッキーだから、この問題は絶対、解決する」と繰り返し言ってみまてます。文章は短い方が、究極的には単語の方が、パワーがあるようです。すなわち、実現スピードが速いです。

仕事は呼ばれるのだから、仕事っていただくものですよね。だから、「仕事が好き!」と言うと、仕事ももらえて、嫌な人との関係は解消になって、お得だと思いますよ。

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