驚くほどいい香り

Prosper!!と畑の話。

自宅ではビーガンなのでインド料理を良く作ります。生姜はほとんどのカレーに入るので、畑で生姜を作ることにしました。それが夏の前。作物のことを調べて計画的にどんどん植えていかれるような畑の体力が追い付かずにいましたので、ファーマーズマーケットに種ショウガが並んだところで「おお!今が 生姜の時期か」と気付きました。後手後手で慌てて準備を始めました。インターネットで調べて種ショウガを半分にし、芽が出てきたところで畑に植えました。 自分も初心者で、畑は自己流。開墾したばかりの畑で、芽が長いこと出てこなくて、ずいぶん心配しました。

半年経って、無事に収穫してきました。パートナーは生姜の塊を上手に掘り出しますが、わたしはバラバラに掘り出してしまいます。畑のことは、わたしはとりあえずできないことばかり。経験のある人は、それなりにできます。「職人の技」というのはいたるところで活躍の場を待っているという感じでした。

生姜。もともとはインド、中国でスパイスとして栽培されていました。中世にスパイスルートを通ってヨーロッパに渡りました。古代から医療と料理に広く使われてきたものです。中医では、しょうがは体の内外の水分がうまく調整できない時に使われてきたそうです。お腹の調子が悪い時、冬の湿気で悪くなる関節炎(リューマチ)の処方に使われてきたそうです。

生姜は葉っぱの時から、驚くほどいい香りをさせていました。粘土質の一枚板のようだった畑は、生姜がを抜いたところだけ、ポロポロの土になっていました。塊で上手に掘り返すことができたショウガには、土の中にミミズが眠っていたり、アリの巣のところに植えてしまったショウガは、アリだらけになっていました。

家に持ち帰り、すぐ使うものと、土をつけたまま保存乾燥させるさせるものに分け、早速、豆カレーやザブジやチャイに使っています。種ショウガを植えて、たったの半年で、こんな姿になっていたかと思うと、地球ってすごい、土ってすごい。そういう地球で息して、水を飲んで、生活しているのだから、種ショウガを切って、土に植えるぐらいのことはしなくちゃなと思いました。

グラウンディングでいない人、一瞬に心がいろいろなことを感じてしまう人。畑の仕事はグラウンディングできる効果もありますよ。

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