人間らしく生きると夢が出てくる

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誰かのために金銭的にも時間的にも生活でも犠牲にならない生き方をしようと一念発起して、リッチダッドコーチングに参加しました。かれこれ、6~7年前でしょうか。リッチダッドコーチングは経済的に自由になるためのトレーニングですが、これを何のために受講したのかと当時のコーチに聞かれても、うまく返事ができませんでした。

つい最近まで、通訳用のウェブサイトの構築をしても「何をやりたいのか」「あなたのクライアントはどういう層か」という質問にうまく答えられませんでした。何が正しいか、どこにニーズがあるようだという回答はできたのですが、自分が何をやりたいのかという、熱い思い、パッション、情熱が語れなくなってしまっていました。自分にはパッションがあったはずなので、そんな自分に戸惑いました。

最近、決心したことがありました。それと同時に、あきらめたというのでしょうか。

わたしは誰が何と言おうと、フィリピンが好きで、フィリピンといつもつながっていたいのでした。次にどこに観光に行こうかなと考えている人がいたら、フィリピンの魅力を伝えたい。同時にローカルの文化や生活を尊重することや環境保護のメッセージを伝えることをあきらめられないのでした。

あきらめられないからあきらめないと決心がついたら、聞かれなくても、フィリピンについて話すことがたくさんあり、止まりません。環境保護のメッセージも次から次へと出てきます。

これだったんだ!

自分(あなたも、わたしも、あの人も)が、あきらめられないことを自分のわがままだと思って押さえつけようとすると、熱い思いに水をかけて消してしまうのですね。

人にいじわるする人も、自分を押さえつけているからではないですか。自分が夢へ向かう人生を生きていないから、どうでもいいことで時間をつぶしているのではないでしょうか?

自分が自分の人生を生きていないのは、誰かに合わせているのでしょう。きっと、優しいところがあるのでしょうね。しかし、それで自分が不幸で、無駄に時間とお金と労力を「発散」に使っているのであれば、優しいのは、優柔不断なだけですね。

夢があれば熱い思いも出てくるものですよ。夢は自分らしく生きれば見られるものですよ!!!

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