Prosper!! サステナビリティの話。先日フェイスブックのポスティングで見ましたが、世界で一番のリッチマン、ビルゲイツさんが鶏を貧しい国に寄付するプロジェクトを立ち上げたのだそうです。考え方として、ゲイツさんの申し出をgatesnotes.comというサイトでご本人の名前で発表しているブログを読んでみました。根底にはProsper!!と共通の精神を汲み取ってしまいました。
このプロジェクトは、鶏の生体やマーケット、貧しい国の一般家庭の日常を調査したり、大枠として鶏の継続的マーケットシステムを作ろうとしていて、是非はともかく予防接種を受けたものを供給するようなバックのシステムも視野にあるようです。世界で一番お金持ちの人にできないことがあるかと言われれば、ないのかもしれません。たくさんの専門知識を持つ人々が後ろで動いていることが分かります。
物事、ステークホルダー以外の第3者、ウェブ上のリーダーはバイナリー・コンセプトで判断して終わりにするようですが、ゲイツさんの提案をいいとかと悪いとかで分けたら、いいという人も悪いという人もいると思います。ボリビアはこの申し出を断ったようですが、その記事は読みませんでした。
わたし自身は外食時はベジタリアンで、自宅ではビーガンですので、チキンをもらってもペットとしてならぜひ買いたいですが、増やして売ってというマーケットの一部にはなれそうにありません。考えようによっては鶏糞を集めて土地改良剤を作ることはできるかもしれないけれど(苦笑)。わたしには体の奥から突き上げるような綿の畑をしたいという、希望があるので、ゲイツさんのような人から綿の農業に携わる人に種を20キロ寄付しますなんて言ってもらったら、ここから「はい!はい!はい!はい!」と手を挙げるのになと思います。
そうは言っても綿なら何でもいいわけではないので、種をくれると言われたら「種は自分で買うので、お金を下さい」というかもしれません。こうやって物事は難しくなっていくのでしょう。難しくなる一方で思いが凝縮されて、不純物も除かれて、携わる人が全員同じ目標を目指すようになって、いいものが作られるようになるのかもしれません。すべては過程ってことですか。