布良とニオイの話

    布良のQ&A その2

    Q2
    肌に使う場合どうして有効期限1ヵ月なんですか?

    A2
    布良の真髄は、手紡ぎによる糸の表面の性質です。顕微鏡で見るとすぐにわかりますが、とてもふわふわした感じです。このふわふわがなくなると「布良」の最大の特徴である吸水性が落ちてきますし、肌に対する優しさも損なわれます。ですから、浴用のタオルを毎日使った場合は約1ヶ月。アトピーなど肌が敏感な人は約半月。化粧落としに使っている場合も約半月が目安になります。それ以後は、台所・掃除・洗車等にお使いください。使い終わった布良は土に返してあげてください。自然の中にとけ込み良い肥料になります。

ふらのわ会の資料より

布良をご紹介いただいたときに、頭も身体もシャンプー等使わなくてもニオイはしないのかというものです。わたし自身もとても心配しました。

それについては、クリニック宇津木流院長・宇津木龍一著の『シャンプーをやめると、髪が増える(抜け毛、薄毛、バサつきは〝洗いすぎ〟が原因だった!)』の本の中にすでに説明されているのでこちらの言葉を使おうと思います。

      不快なニオイは消える

      ニオイの元は、皮脂が参加して出来る脂肪酸や過酸化脂質、アンモニアや硫化物などです。それらニオイの元は、水ですべて流せます。シャンプーをやめたばかりで、皮脂がまだたくさん出て、べたついているうちは、とくに髪の長い方などは、ニオイが気になるかもしれません。でも、シャンプーを絶って4~5か月もたてば、皮脂量が減り、皮脂腺がすっかり縮みますので、気にならなくなるでしょう。もちろんそれより早い人も大勢います。いずれにしても私は脱・シャンプーを実行している人のそばで、不快なニオイを感じたことは一度もありません。

      ただし、20~30センチまで近づいて頭のニオイを嗅げば、皮脂が頭皮に出てきたばかりの、皮脂自体のかすかなニオイはします。が、それは決して不快なニオイではありません。酸化した有害な油などのニオイとは区別して考えるべきで、まったく無臭の人間なんてありえないのです。

      そんなかすかなニオイまで消そうとするのは、病的な感覚ですし、間違っていると思います。

      皮脂や汗の他にも、髪や頭皮には花粉やほこりといった水溶性の汚れや、また、揚げ物の油や排気ガスなどの油溶性の汚れもつくでしょう。水溶性の汚れならもちろん水で洗いながせますし、油溶性の汚れも水の温度を少し上げれば、ほとんど落とせます。ほとんど落とせたらそれでよしとしましょう。

      頭皮の10万個の特大の毛穴から毒を注入してまで、シャンプーで汚れを完璧に落とす意味はどこにもありません。意味がないどころか、皮脂の分泌量を増やしたり、常在菌を殺したりすることで、頭皮や毛髪をかえって不潔にして、ニオイも強くすることになるのです。

    『シャンプーをやめると、髪が増える(抜け毛、薄毛、バサつきは〝洗いすぎ〟が原因だった!)』
    クリニック宇津木流院長・宇津木龍一著

    布良をお風呂で使うときには「ふらそら4」をオススメします。湯船に浸かっているときに、それを4つに折って頭の上に乗せたり、顔の上に乗せたりしてゆっくりしてみてください。リラックス感がこの上ないです。

    わたしは足が疲れていることが多いので、足に巻いて湯船に浸かったこともありますが、パラダイス感がこの上ありませんでした。お風呂に入る喜びは汚れを落としてさっぱりすることの他に、やっぱりリラックスすることだと思います。

    お風呂の時間が長くなるわけではないのですが、お風呂の中で血流が良くなって凝りが軽くなったり、疲れてシワが刻まれていた部分に血が通って中からふっくらしてくる感じは、ぜひ、皆さんにもお伝えしてあげたい喜びです。

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