The Snow Queen
https://youtu.be/cGVpocD0-Fo
セブで生活していたある日、HBOだったかムービーチャンネルでThe Snow Queenを見ました。心が冷たいスノークイーンに、自分を投影して大泣きに泣きました。
当時、まだ20代でした。セブで出会う人達は、わたしの外見を褒めてくれました。そして日本では全然言われなかった誉め言葉を聞くようになりました。また、別れた元カレのストーカー行為やら、借りていた部屋での覗きでも悩まされていました。
しかし、そこは常夏のラテンの国、フィリピン。女性は褒める国で、褒められた女性は、ありがとうと受け取る国です。悩んでいる、何とかしてと言っても、誰も取り合ってくれているように見えない。
スノークイーンを見て泣くので、自分が登場人物に自分を投影していることは直感的にわかりましたが、自分の何を投影しているのかが、わからない。ケーブルテレビなので、プログラムは何度か繰り返して放送されます。何度か見ては大泣きすることを後で、やっと、理由がわかりました。
「わたしは望まない性的注目を受けるのは、迷惑なのだ。ここがフィリピンであっても嫌なのだ」。しかし、それを受け入れてもらえないと心に鎧をつけてしまう。
それが、何かのタイミングで「あなたは悪くないのよ。心にスノークイーンのとげが刺さっちゃっただけなのよ。スノークイーンも、他にどうしようもなかったのよ」みたいなメッセージとなって心に入ってくると、泣けちゃうわけですよ。
心に鎧があるとわかったら、自分を大切にするスタート点に来ましたね。