年寄りはいろんなことを知っている。いろんな経験をしている。今日くらい、まじめに年寄りに話を聞こう。
今日も斎藤一人さんの一日一語 斎藤一人三六六のメッセージにインスピレーションを得ました。
先週末、世界スペシャルティコーヒーカンファレンス・エキシビション2019に行ってきました。これは世界のコーヒー、周辺商品の生産者、開発者、販売者の展示会でした。以前、コーヒーの生産と言えば、アフリカと中南米の独占で、インドネシアにも珍しいおいしい豆があると聞いていた気がします。今はインド、中国、そしてフィリピンにも広がっています。フィリピンではダバオで日本人の太田さんが生産、焙煎、出荷事業をしているそうです。
わたしはあまり詳しい方ではないですが、生きて長くなってきましたので、変遷が認識できるようになってきました。
例えば、わたしにとって、コーヒーと言えば、喫茶店で飲むもので、テイクアウトではファーストフード系がメインでした。ドトールを認識するようになって、スターバックスが上陸してあちこちに開店するようになり、わたしも一日にコーヒーを6~7杯飲むようになり、別のテイクアウト珈琲店が誕生したような気がします。その頃は、深入りのコーヒーが人気でした。豆はトアルコトラジャが幻のコーヒーと言われ、インドネシアのコピルアックが高くて(今でもですが)、憧れでした。
今は、浅煎りのコーヒーが主流ですね。幻のコーヒーの座はゲイシャがとってかわりました。そしてバリスタとか、何とかチャンピオンがたくさん誕生し、コーヒーの淹れ方も多様になってきました。
今流行っていることを知りたい、今流行っていることでプロになりたい。そのためには、ビジネスとしてリスクも取っていく必要があります。そのためには、長く生きて俯瞰するような年寄りの話を聞くこともいいのかもしれません。
質問が的を得てないと、答えもいいものは返ってこないから、的を得た質問ができなるようになることは重要ですね。最初に、自分がいい質問ができかどうかわからなかったら、まず、人の話を上手に聞いたらいいですね。敬老の日がそういうことを目的意識をもって開始する日でもいいですね。