今日も「一日一語 斎藤一人三六六のメッセージ」にインスピレーションを得ています。
自分の体験していることを自分としてどう処理したらいいのか、よくわからない状況になったこと、ありますか?わたしは悩みが多かった頃、頻繁にそういうことがありました。
ハワイでダイブマスターのインターンシップをしながら、インストラクターを目指しているとき、覚えることもたくさんで、ダイビング技術も基礎体力もつけていかなければならないときに、ついていけなくなるスランプに陥ったことがありました。わざわざ仕事を辞めてハワイに行ったはずでした。国籍を超えて自然に囲まれた晴耕雨読の人生を目指していて、ダイビングインストラクターになることは、そのプランのビルディングブロックであったなのに、インストラクターになれないかもしれないってどういうこと?と思ったのでした。
彼氏がセブからマニラに行ってしまい、30歳の誕生日を一人で迎えました。ご飯が食べられなくなりました。毎晩、彼が好きだったウイスキーを飲んで一人で泣くようになりました。来る日も、来る日もウイスキーを飲んで泣いていたのでしたが、やがて生徒ダイバーの講習中も泣くようになりました。でも、自分ではどうしようもなかったのでした。
今はわかりますよ。ハワイの時は、初めて現実に直面したのでした。プロになるって、ある基準をクリアすることなので、好きの延長で努力をしていては足りなかったのでした。公正な物差しで自分の弱みを把握して、それを鍛えた先にプロがあるのでした。そして30歳の誕生日は、初めての大人の失恋でした。本当に寂しかった。でも、その後、新しい彼ができたら、ご飯が食べられるようになり、ウイスキーは飲むのを止めて、夜も泣かなくなりました。
「上に進んでいれば、ワクワクして楽しくなる
横に進んでいれば、退屈に感じる
下に落ちているとみじめになる
成功を目指すなら、上に上がる道を選ばなくちゃいけないよ」
わたしは最後の息を引き取る時に、自分で自分に丸印をあげたいと思っています。その後神様に今世をどう生きたか報告するからです。毎日上に上がる道を選ぶことがその手段だと思っています。
忙しくて目が回る時もありますよ。運勢が変わって、ギアをあげるぞと思う瞬間、あるいはおかしいな、毎日みじめだぞと思う瞬間に、心がわくわくの方向に自分のかじ取りをしましょうね。