仕事前自転車で見る銀杏黄葉

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Before the work
Biking to see
yellow ginkgo

わがままって、“愛が出放題”ってこと。
エゴとは違うんだよ。

ひとりさんの一日一語 (令和編)

今日はクライアントさんの臨時休業日で、朝のマウンテンバイクに2時間かけようと「挑戦」してきました。「わたしのテクニックでは登れなくなる坂」で酸欠を起こしそうになりました。マウンテンバイクを降りて、押して歩いて上がってみました。坂はヘアピンカーブを描きながら続いていました。でもその先で坂は一旦終わりになり、黄色の銀杏の木が朝日を受けて輝いているところに出ました。神々しい景色でした。行ってよかった!

もう少し先まで行きましたが、不安になったので、折り返してきました。やっとわかりました。行ったことがないところに差し掛かって、疲れていると、不安になります。わたしの身体が出す帰り時を知らせるサインでした。今までで一番高いところに行きましたので、帰り道では当然ながらこれまで何度か登れずに引き返した坂、カメラの撮影練習をした橋など、今まで達成した中間目標を通ります。今まで一見すると挫折のような体験が昇華しました。ん~、挫折じゃなくて、過程だったんでした。

ただ頑張り過ぎちゃっいましたよ。二の腕も筋肉痛だし、足も笑っているし、通訳人材としてのわたしは始業時間前に消耗してしまいました。あははは~。しかし、「挑戦」はいいですね!仕事でモヤモヤもあったのですが、スコーンと突き抜けた感じがしていますよ。心臓バクバクになるまで自分を追い込んでしまったら、ちょっと吐き気を感じました。あれ、自分の恐怖に直面したって言っていいんだろうと思いますが、結局吐かず、少し休んだら体が普通に動くようになりました。大変なことは何も起きませんでした。

吾ながら、今まで何を不安に思っていたんでしょうね。大変なことが何も起きないとわかったので、本当に等身大の「我のまま」でいたらいいんだなと思いましたよ。

そうか、今までわたしは等身大がわからなかったんだ。

頭に天国言葉。心に感謝。体に栄養。顔につやを出して、無明の世界に生きている人の光になろうとすると、体が動いて脳が正常に動かないとね、助ける側になれないからね。

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