ナス焼いてトータンタロン郷愁かな

Date

Grilling aubergine
For Tortang Talong
Grew homesick

夏の季語は「焼きナス」。
Kigo for Summer is “grilled aubergine”.

24時間、自分を楽しませていますか。

ひとりさんの一日一語 (令和編)

こんにちは。暑いですね。夏は野菜を焼きたくなります。特にナスを見ると、焼きたくなります。フィリピンにはトータンタロンという焼きナスのオムレツ風の家庭料理があります。わたしはダイバーでして、ダイバーは「ダイビングの後、塩味のしっかりついたものが食べたくなる」っていいます。トータンタロンはわたしのお気に入りのランチでした。

トータンタロンは、フィリピンによくあるトロトロで食べられます。トロトロは、総菜を作り置きしたお店です。「これとこれ(トロ、トロ)」と指さして注文するので、トロトロと呼ぶんだそうです。そういったことを思い出して、「帰りたくなる」……。

これは全部タガログ語のビデオですが、たまに参考にして作ります。フィリピンと日本ではナスも違うし、調味料も違うし、卵も違うのですが、そもそも焼きナスのつぶし方が足りないのと、毎回わたしは卵の量を多くしてしまうのが、あの味の再現ができない理由だと思います。

さて、6月の高熱、感染症から復活して、最近とてもさわやかです。すごいデトックスしたみたい。5歳、いやいや10歳くらい若返ったような気もします。憑き物が落ちたみたいで仕事関係の嫌な人も連絡して来なくなりました。

ひとりさんは「困ったことは起きないよ」とおっしゃるそうですが、その通り体験しました~。困った状況の最中に、一人さんにそう言われた人の中には「だって今困ってるじゃない!」と思ったこともあるそうですけどね。ただ、今のわたしは自分の体調がいいので、2週間の発熱と、後遺症の1週間の体験にとても感謝してます。また、コロナの感染者が増える中で、感染した人に、優しい言葉が言えるようにもなっています。

つらい体験があったとしても、「このことがダイヤモンドに変わります」って、実体験だったんですね。

そうなら、つらいことがあったとしても、そのプロセスを楽しんだ方がお得です!ただね、感染症はやっぱり大変ですよ。何度か書きましたが、藻類に効果があるそうです。一般的な解熱剤では、熱が下がり過ぎて一晩がくがく震えてました。そういう薬品の類はもう嫌で、これは非常に頼りにしました。

頭に天国言葉。心に感謝。体に栄養。顔につやを出して、無明の世界に生きている人の光になろうとすると、体が動いて脳が正常に動かないとね、助ける側になれないからね。

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