ホーリーバジルとの出会い

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千葉の叔母を久しぶりに訪ねた後、南の館山までドライブ。宿は千葉県最南端のユースホステル。のどかな景色といい、気候といい、南国ら しい佇みが漂う町並みで、プチ旅行の気分も最高潮に。

舘山には「布良」と書いて「めら」と読む地名があるんです。「ふら」とシンクロする不可思議を感じつつ、宿で勧められたおいしいランチを求め、布良で古民家を改築したというレストラン「蘇堂(そどう)」へ向かった。こだわりシェフ自慢のメニューは、とろけるような、とてもやさしい味。丁寧すぎる接客も個性的で楽しい。

来店記念として「トゥルーシー(ホーリーバジル)」の種をいただいた。ぜひ増やしてみたい、という想いが込み上げる。新陳代謝を促進、免疫力を高めるほか、エコ・プランツとしても名高く、原産地インドで「死神を寄せ付けない植物」として珍重されるほど。「家にトゥルーシーがあれば、病気や不幸は、その家に入ることができない」と言う諺も。とても興味深い植物ですね。

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発音の正確さは、通訳・翻訳の「見えない信頼」を支える技術です。AIのパイオニア、Babak Hodjat 氏のもとで働く世界トップクラスのエンジニアたちは、文脈や異なる言語体系(!)で互いを理解しています。わたしたちは通訳。一音の精度を上げ誤解を生まないよう、日々訓練を重ねています。

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逐次通訳では、ノートテイキングが訳出を左右します。 端的に言って手元に文字起こしとか、原稿に近いものがあれば、それを読めば正確に訳出できるのです。一つひとつの言葉、数字、そしてニュアンスを話すスピードに合わせて書き留めるのは、匠の技です。今日は速記と抽象画のあいだのような芸術の話をしようと思います。

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