キキョウ

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わたしは桔梗の花が好きです。初めて見たのはクルマの免許を取ったばかりの二十歳の頃。お友だちと富士山周辺の林道を走っていて、たぶん五合目を裏側まで行った時だと思います。岩の割れ目に一輪、一株だけ咲いていました。その姿がとても印象的だったのです。先般の新宿御苑のお茶室に桔梗が活けてありました。温室にも一株あって、絶滅危惧種のマーキングがされてありました。自分でも育ててみようかと思いました。

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優秀な通訳チームはどこにいる?

P社というフィンテック企業で働いていた頃のことを、しばしば思い出します。 数ある通訳の現場の中でも、あの時期が特別だったのは、「チーム」が素晴らしかったからです。

それでも逐次通訳が大切な理由

最近の通訳界にもAIの技術が押し寄せてきています。AI字幕、瞬間翻訳ガジェット。そしてカフェインが血管の中を流れているような同時通訳者。
そんな中でも、わたしは「逐次通訳」がまだ現場で求められている理由を感じます。たとえば商品設計の詳細を詰める会議では、発注側が設計側に説明するとき、通訳者の訳し方を確認しながら話を進めたいのではないでしょうか。そうして、逐次通訳の需要は存在し続けているのだと思うのです。

A社商談での現実体験

その日の通訳は、ドメイン外だった。テーマは A社と設計ツールの導入商談。 しかし設計の知識も、CADの実務経験もゼロ。
しかし、商談成立までたどり着けた。
繰り返し自分に言い聞かせていたのは、3つの「言霊」だった。