90年代に、セブに独りで住んでいた頃。その頃のフィリピンは売春ツアーなどが中心で、独身の女の人には暮らしにくいところが色々ありました。
まず、友だちがいない。ライバルは皆、男の人。身体的な力で「ライバル」という見方をしてしまいがちなダイビングという職業だったので、自分が女であるということを受け入れるまでに機嫌の悪い時期がありました。
その時に、自分の生徒として出会った人から呼吸法を教えてもらいました。腹式呼吸で5秒吸って、お腹を膨らませたまま5秒止めて、腹式呼吸で息を5秒吐いて、その場所で5秒止めるという呼吸方法です。
腹式呼吸をすると腸壁同士が擦れるので「ハッピーホルモン」が出てくるとのことで、その呼吸方法を始めてからイライラが少し減りました。
今、ミラクルモーニングの瞑想で、その呼吸方法を使っています。まずはそれを教えてくれた、今ではボホール島のダイブショップのオーナーになったドイツ人の格闘家にありがとう。
そしてずーっと続けて、その呼吸法のせいでお腹周りにまだ脂肪が付いていないんですけれども「呼吸法の効果」にありがとう。
自分が健康であるということは「無駄な肉」が付いていない。だから、血行が悪くならない。だから、内臓に負担が掛からない。というようなことがあるわけですけれども、自分のパートナーがそういうことも、わたしの魅力だと思ってくれているんだったら、なおウレシイな。健康の与えてくれるものに感謝します。