Let’s Walk along Warashina River

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秋晴れの昨日、仕事を休んで、のんびりじっくりウォーキングしてきました。

自宅から藁科川の土手へ出て、木枯らしの森から4.5キロ離れた新間のしんま路という産直野菜のお店に行って帰ってきました。9キロ。三時間半。目的はカロリー消費ではなく、正しく歩いて体をほぐすことでした。まだ暖かな時にこそ、ほぐすウォーキングが楽しめます。また藁科川のようにあまり大きくない川は陽の照り返しも少なく、護岸工事も最低限なので表情が豊かで、歩く場所もアスファルトばかりでもなくて負担がかかりません。

正しく靴を履いて靴紐をしっかり閉めます。踵から着地して体重が5趾の付け根あたりに移動するのを感じ、最後に地面から1趾を離す感じで歩きます。肩が内側に入って胸郭が狭くなっている人が多いですが、手のひらを背中の肩甲骨の下で合わせるようにして、開いて歩きましょう。自然と姿勢が綺麗になります。

写真を撮ったり、道のゴミを拾いたくなったら、そうしましょう。修行のつもりではありません。わたしたちは楽しい、気持ちいいことをして健康になりたいのではないでしょうか。体が喜ぶ感覚を楽しみましょう。立ち止まる時に踵、1趾と5趾の下、三箇所に体重を感じられるように立ちましょう。それができたら、脊椎を下から積み直すような意識で姿勢を正しましょう。

疲れましたが、万年肩こりの右肩が楽でした。翻訳で酷使した手首のストレッチにもなり、何より、ネイチャーウォッチングが楽しかったのでした。

野菊…

誰にも実を取ってもらえず先祖返りした柿の巨木…

様々に刈られたマキの木を見て、想像する家主の趣き…

磔になったイエス様の冠になった柊の木…

釣り人のように魚を捕食しようと待ち構える水鳥の油断のない姿…

様子を伺うトンビ…

体の中と外が解れました。
藁科川の土手で、ベネシュのベストを着て歩いているわたしを見かけたら、どうぞお声がけくださいね。

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空のように、私のノートの取り方もかたちを変えていく。それでいいのです。

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逐次通訳では、ノートテイキングが訳出を左右します。 端的に言って手元に文字起こしとか、原稿に近いものがあれば、それを読めば正確に訳出できるのです。一つひとつの言葉、数字、そしてニュアンスを話すスピードに合わせて書き留めるのは、匠の技です。今日は速記と抽象画のあいだのような芸術の話をしようと思います。