Back in 2000 and Heisei 12

Date

Back in 2000 and Heisei 12, I was working as a diving instructor in Cebu.

当時、2000年、平成12年、わたしはセブでダイビングのインストラクターをしていました。世間では、タリバンと関係があるといわれている、フィリピンのゲリラ・アブサヤフが、マレーシアのシパダン島で21人のダイバーや観光客を人質にし、フィリピンのジョロ島に運んで捕虜とした事件があった年でした。

フィリピンの観光業は打撃を受けました。お客さんが来ないのです。収入がないので、ダイビングサービスの店の中でも、イライラが募り、壊れても修理できない、器材・タンク・ビデオデッキなどがさらに雰囲気を悪していました。

わたしは店長でした。社長との「修理させてくれ」、「やらなくていい」、「ウェッブデザイナーに払うお金をくれ」、「今週はだめだ」などの会話に すっかりうんざりしていたので、2001年、一旦日本に帰ることにしました。
母も病気だから、見舞って、仕切りなおして、フィリピンに戻るつもりでした。


過去の話をするとき、Back in は便利です。
今、観光で外国にいて、日本のことを話すとき、Back in Japan.

昔、いろいろなことがもっと単純だったころ、Back in the day, when things were simpler.

Back ~で始めたら、過去形の文章で続けます。

セブは、英語で発音するとき、シブー。小さいシ、強くて調音のブーとして発音します。

More
articles

空のように、私のノートの取り方もかたちを変えていく。それでいいのです。

逐次通訳のためのノートテイキング

逐次通訳では、ノートテイキングが訳出を左右します。 端的に言って手元に文字起こしとか、原稿に近いものがあれば、それを読めば正確に訳出できるのです。一つひとつの言葉、数字、そしてニュアンスを話すスピードに合わせて書き留めるのは、匠の技です。今日は速記と抽象画のあいだのような芸術の話をしようと思います。

優秀な通訳、溝をつないで次のステージへ

優秀な通訳チームはどこにいる?

P社というフィンテック企業で働いていた頃のことを、しばしば思い出します。 数ある通訳の現場の中でも、あの時期が特別だったのは、「優秀なチーム」を全員が作っていたからです。では、どうやって?

それでも逐次通訳が大切な理由

最近の通訳界にもAIの技術が押し寄せてきています。AI字幕、瞬間翻訳ガジェット。
そんな中でも、「逐次通訳」はまだ現場で求められていて、その理由を日々感じます。発注側が設計側に説明するとき、通訳者の訳し方と、その回答を確認しながら話を進めたいようなのです。会議の効率化のため、同時通訳を提案したいときもありますが、逐次通訳を続けている理由も、事情もあります。