感謝の日記、畑の話。もう亡くなった方ですが、自然農法の創始者、福岡正信さんという方のビデオを見ました。福岡さんはお米を作るときに田んぼに水を引かず、普通に土の状態で米を蒔いて麦も蒔いて、10俵位作っちゃうんだそうです。農薬も撒かず、雑草も抜かず、畝等作らず、土地も耕さずに、立派に自給自足出来る様な農法を確立させた人です。
自分が自然の一部となって、その土地がそのときを選んで、芽を出したものをいただいて1年間を過ごす。2年目も過ごすという様な生活スタイルだった様ですが、そういう人の農法とわたしたちが目にする水田の違いに驚かされます。
畑の土を良くしてあげるために、生ごみをコンポストにして肥料の代わりに使おうという試みを先週から始めて今日で丸々1週間経ちました。
給水タンクを代用して使っていますが、この夏の暑い時期に、給水タンクの中はちっとも臭くありません。腐っていないからでしょう。同時に生ごみを臭くベタベタしたものにしたのは「自分が一手間かけていなかったからだ」ということに気付かされました。
週に2回、燃えるゴミの日には持っていくゴミがとても減りました。週1回の燃えるゴミの日だけで回りそうです。福岡さんは「人間はいつからか自然の一部になるのをやめてしまった」と話していましたが、確かに人の思考回路とか行動するパターンとして、人間が自然の一部になることを心や頭のどこかでやめたら利用することしか考えなくなるから、大切にしなくなってしまうのではないでしょうか。
元もとは、畑のじゃがいもやピーマンが発育不良だったから、どうにかしたいと思って考えたことですが、コンポストを作ろうと始めたことで、太古の記憶の様なものに揺り動かされる自分がいます。
https://www.youtube.com/watch?v=EoBXdW2moYo