Degenerative Disease in Oneness

痴呆の母の診察に付き添って病院に通ったのは、何年間だったのでしょうか。5年か、6年間のことでした。あの頃は大変だと思っていましたが、過ぎてしまえばたったそれだけの期間のことでした。

同じ波動にならず、自分、家族やパートナー、仕事でかかわる人たちのことを「ワンネス」の場所から見られたら「今、ここ」で見られたら、いろいろなことがシンプルでスムーズで、自分も人生を犠牲にしたなんて思わずに済んだと思うのでした。

赤ちゃんが生まれた、かわいいカワイイと言っているうちに、子供はあっという間に思春期になっていたりして、卒業式や成人式のような節目を迎えて、はっと気が付く。それも似たような状況ではないでしょうか。

月一度の診察は、担当の先生の都合で、土曜日から木曜日に変わりました。仕事を月に1度遅刻したり、早退することになりました。今でも感謝していますが、上司は理解がありました。でも、本人であるわたしは大変苦労して調整しました。あれは、どうしてだったんでしょう(苦笑)。今は分かっているのです。わたしのエゴでした。

さて、その頃は、車椅子に母をのせてわたしが押しながら通院しました。診察は、それまで大抵午後の予約でしたが、仕事を休む関係でたまに午前になりました。
朝の母との通院は、意思疎通できて素敵でした。痴呆患者は、朝の方が頭がすっきりしていたりします。午後はお昼の後、眠くなって、ほわーんとしたまま、なんとなく夜になってしまうことがあるのだそうです。

わたしの頭に一つの疑いが浮かびました。わたしを認識しなくなった母を、わたしは愛せるだろうか。台風の時、暗雲が立ち込めるように、わたしの頭の中にその疑いが広がって、気持ちを暗くしました。しかし、母の主治医の先生が助けてくれました。

    「親御さんに、朝、行ってきますといって別れた。その日に交通事故で亡くなってしまったりしたら、どうですか?もう一度会ってさよならと言いたいと思うでしょう?お母さんとは、ゆっくりさようならをしてるんです。痴呆のお蔭ですよ。」
    Say, you said bye in the morning to your parent. He or she died later in the day. How would you feel? Wouldn’t you like to see one more time and say proper farewell. This is your long good-bye to your mother, you’d better thank dementia.

そのアドバイスの意味は長いこと理解できなかったのですが、その後、時間をかけてだんだんわかってきました。


    「親御さんに、朝、行ってきますといって別れた。その日に交通事故で亡くなってしまったりしたら、どうですか?もう一度会ってさよならと言いたいと思うでしょう?お母さんとは、ゆっくりさようならをしてるんです。痴呆のお蔭ですよ。」
    Say, you said bye in the morning to your parent. He or she died later in the day. How would you feel? Wouldn’t you like to see one more time and say proper farewell. This is your long good-bye to your mother, you’d better thank dementia.

“(let’s) say ~”~と仮定して、の時に使えます。

“how would you feel?”どうですか?どう思いますか?

“what do you think?”に比べて、思いやりのニュアンスが加わります。

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