機能靴と足反射区療法のBENESUの話。わたしたちがいつまでも健康な生活を続けられることと、いつまでも歩けることとは深い関係があります。
わたしたちがウォーキングをすることによって得られる健康上の利点には多くのものがありますが、なんといっても体温が上がります。健康な体温は36.5度から37.5度です。そして、1度下がることに免疫力が30パーセント下がると言われています。また、歩くことでふくらはぎが第二の心臓として働きます。重力のせいで体の関節や、足のように下の方に溜まってしまう老廃物は歩くことで、血液循環が促されるために出ていってくれる利点もあります。
ふくらはぎをうまく使う歩き方として、BENESUの3STEP歩行を、少しだけご紹介します。ベネシュが無料でご紹介するウォーキングには3つのルールがあります。
- ①日40分から1時間。
- ②3STEP歩行。
- ③夕方7時から9時がおすすめの時間。
ご存じの方も多いと思いますが、ふくらはぎは第二の心臓と言われています。ふくらはぎの真ん中を静脈が通っていて、外側と内側のヒラメ筋の間に弁があります。この静脈の弁は心臓に戻るべき静脈の血流が重力のせいで逆流しないように止めるためのものです。
そして、歩いた時にふくらはぎの筋肉が収縮弛緩することによるポンピング作用で、弁が心臓方面に開いて静脈の血流が心臓に戻るというシステムになっています。
では歩き初めの姿勢を取ってみましょう。左右の母趾が進行方向に向かって11の字になるように立ちます。
左と右の足の間は自分のこぶし一つ分開けます。視線は少し上を見るようにして、両手を万歳のように上に挙げましょう。
そして、腕だけを体側に下ろしてみてください。胸を張ったきれいな「気をつけ」の姿勢で立っていることと思います。いかがでしょうか?
これが本来わたしたちが一番呼吸がしやすくて気持ちのいい姿勢です。
準備の姿勢を取りましょう。片足を前に出して、踵を地面につけます。
かかとをついた足の膝はまっすぐ伸ばします。足と反対の腕を軽く前に振り上げます。
前に振り上げた腕と反対の腕を、軽く後ろに引きます。後の足の踵を挙げて前に体重移動します。親指だけが地面に残るようにしてみてください。
同時に前の足も体重を移動させて、踵から足の裏全体で地面を触ります。
さらに体重を移動させて、母趾が最後に残るようにしてみましょう。今度は同じことを逆の足で繰り返します。
これだけの動きは室内でもできます。歩幅を狭くして、腕を大きく振ると移動距離が少ないのに、運動効果が感じられます。いかがでしょうか?
足首、足の裏、足の指、ふくらはぎ、それぞれに気持ちいい刺激を感じませんか?
体の動きを文章だけでお伝えするのは、少々難しいので、まずはお気軽にお問い合わせください。