Assertiveness|自己肯定

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セルフヘルプの話。同じような男性に引かれて、同じような別れ方を繰り返す。仕事でのストレスは、だんだん慢性的になり、お酒に飲まれるようになったり、翌朝思い出すと、うんざりするようなことを習慣的に繰り返す。ストレス解消を兼ねて、趣味を楽しもうとして出かけて行くのに、そこでも仕事場にいるのと同じようなタイプの人に出会う。

だんだんと自分の居やすい場所が減って、言動が防衛的になります。自分のパターンに気づいていますか?

おめでとうございます。解決の第一歩を踏み出しています。

トラウマの解消はオセロのゲームのようなものだと思っていました。白と黒の駒の数を競うゲームで、自分の色の駒で相手の駒をはさむことができたら、自分の色に変えることができる、あのオセロゲームのことです。

自分があるパターンを繰り返すのは、その原因となる心の傷(トラウマ)があって、それを癒し、手放したら、すべてが解決する。オセロで例えるなら駒をひっくり返したら、色が変わって「おしまい」みたいなことを求めていたのです。ホームランや宝くじが当たるようなイメージを、トラウマの解消、自分の人生改革にも求めていました。

セルフ・ヘルプとは、本質的にはその反対のことです。自分を好きになるために(自己肯定・Assertiveness)、1分でもいいから時間をとって毎日そのために使うことです。はじめてみると難しいことではないのでした。毎日1分だし、30日続けるつもりで始めたら、1週間で感じ方が変わるから。

では毎日1分間何をするのか。2分使える人、10分使える人にはそれぞれ別のオプションがあります。今日は1分なのでアファーメーションを言ってみましょう。

日本語の最もすばらしいアファーメーションは「ありがとう」。これは、私も大好きです。まずは7日間毎朝1分ありがとうしましょう。目覚ましが鳴って、まだベッドから出る前に言ってみましょう。1分間ただ繰り返して言ってもいいです。初めはありがとうの相手が大きいといいやすいと思います。

自分に1分間ありがとうしてもいいし。パートーナーや友人に1分間ありがとうしてもいいです。自分の体に触っているもの、下着、パジャマ、シーツ・・・。

慣れてきたら、小さなことにありがとうしましょう。自分の足の骨は左右26個ずつありますので、母趾の指骨1つ目、2つ目、第2趾の指骨1つ目、2つ目、3つ目・・・と、ひとつずつありがとうしてもいいです。

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