わたしは、元もとダイビングのインストラクターなので、都市部よりは海や川の側が好きです。フィリピンの海の傍を第二の故郷として暮らす人たちは、たましいの同族とも言えます。しかし、わたしは永住権を持っているフィリピンにさっさと移住しないで未だに日本にいます。
3.11で、日本を出ようと思って引越したのですが、ほんの数ヶ月で「もう少し日本で、人の助けになることをしたい」と思いました。わたしがしたいお手伝いの相手は、すでに行動を起こしてしまった人(もうフィリピンに移住した人)ではなかったようです。まだ日本で仕事をしながら頑張っている人たちの側にいて「お手伝いをしたい」という希望になっていきました。
そんなジレンマを抱えていたときに出会ったが「布良のタオル」です。わたしたちの家庭にも、日本の伝統工芸品として入ってきたものでした。
肩に巻けば肩の痛みが改善され、腰に巻けばお腹や腰の痛みが改善され、お風呂に入れば肌、髪の毛、体臭等の悩みが改善され、家庭で合成洗剤を使う理由が無くなるので排水管にも合成洗剤が含まれてしまうことが無くなる綿製品です。化学薬品を洗濯やお風呂、お台所で使わなくなるので経皮毒として体内に入って来る物質の数が無くなります。身体に悪い物質が入って来ることが無いので、自分の普段の心持ちに不安要素が減って、大らかな感じになれます。
フィリピンの観光地だけでなく、日本でもまだ下水が整っていない所が多くあります。そういう所で使ったら環境保全にも大きな意味があります。
わたしはこれを使って三年半になります。最初に使い始めた頃の「ズゴ~イ!」という感動期を過ぎて、充実期になりました。わたしのエネルギーからも少し曇りや迷いが取れたというか、わかりやすい人になれた様な実感がします。
わたし自身もアース・エンジェルなので、ある約束を持ってこの生を受けました(アース・エンジェルについては後で少し述べます)。
アース・エンジェルは日本にだけいるわけでなく世界各国にいます。フィリピンにも、わたしが受け持った約束「自分も楽になるけど環境も傷つけない」ライフスタイルに強く反応を示す人たちがいます。
布良は日本の伝統工芸としてわたしたちの家庭に入ってきましたが、これからはわたしたち、地球の伝統工芸として認識を新たにしました。また海に近いアース・エンジェルの力強い味方として、わたしの行くところについて来てもらいます。
アース・エンジェルであるということ
ほかの人たちと違う。地球という惑星で〝降ろされた〟まま、誰かが迎えに来てくれるのを待っているような気がする。こういう感覚が少しでもあるなら、あなたはアースエンジェルかもしれません。〝ライトワーカー〟あるいは〝スターシード〟という言葉が使われることもあります。呼び名はなんであれ、世界をよりよい場所にするため力を惜しまないという明確な目的を宿して生まれてきた人たちを意味します。
「アースエンジェルの世界」
ドリーン・バーチュー著|宇佐 和通(翻訳)