布良と日用品の話。先般、チャンスがありまして東日本大震災を群馬で体験した人のお話を聴きました。
通路という通路は、机の上や棚に置いてある物が崩れてきて足の踏み場が無くなるとのことでした。机の下に隠れるつもりならば机の下に物を置かないこと。柱の側の天井は、損傷が激しいので柱の側に椅子やテーブルがある所は特に下をきれいにしておくこと。
電気が通らないので炊飯器が使えなくなるから、お米よりもパスタの様なものを備蓄しておくと電気が復旧するまでの間、自炊が出来るそうです。また、震災後、物流の復旧を待つまでの間に、すぐに無くなるのがガソリンだそうです。その人はガソリンを半分使ったら満タンにする様に今でも習慣にしているそうです。
東日本震災は三月のこと。まだ春が来る前で寒い時期でした。プロスパー!!のクリス・マーテンセン博士やロバート・キヨサキさんは「変化は急にやってくるから、急に起きた変化の後でサバイブ出来る様に準備をしておこう」と言います。群馬で被災した人の話を聴きながら、そのメッセージをまた思い出していました。新しい現実を目の前にして、わたしだったら何が無いと困るだろうか。
物事は仕組みがある様です。例えば夜遅く帰ったときに、ちゃんと料理する時間もないので手軽に食べられるお惣菜で済ます、ということを繰り返していると、内臓や身体に負担が掛かる様です。すなわち手軽に済ますことが出来るものは、その手軽さと引き換えに何かを自分が売り渡しているわけです。
お水が潤沢なときには「ふらそら~と」大豆の粉を使って残留農薬を取ったりしますが、急激な変化の後でお水が潤沢に入ってこなかったら、お野菜やお米を洗うときにどうなるか。そういう余裕はあるのだろうか…。身体を清潔に保つために何を使って身体を拭いたらいいのか…。
不便になったとしても、残留農薬を除去したお水は洗い物に再利用できるし、ふらのタオルを使えばほんの少しのお水で身体を清潔に保つことも出来ます。
昨日もリッチダット・ラジオショーを聴いていましたが、最近の不況で、貯金を銀行に預けるのではなく金と銀に換えることについて情報を探している人が多いそうです。震災や不況等、会社が倒産したり解雇され再就職先がないかもしれないなど世界経済全体の流れが不安定な中で、大きな変化が起きたときにビフォーアフターで最も価値が変わるのは現金だそうです。
突然、自分の人生に起きうる変化の中で、変わらず持っていたい物。そういう物に囲まれて日々暮らしましょうよ。