3か月と一生

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足反射区療法と機能靴のBENESU。島では、山の上の方にも家や宿泊施設が建っていますので、勾配があります。

都市部から離れて島の方に来ると階段の高さを同じする法律やルールがあるやらないやら。建造物を作るとき、人間工学や基準というよりは、現地の山の勾配や小川の流れなどの都合で作られることが多いのだと思われますが、膝や腰に問題がある人にとっては、階段の高さが同じでないとは、上り下りが大変です。一時期、ここに住んでいたアメリカ人の退役軍人は、アフガニスタンでRoadside bombで怪我をしていて膝が悪い人でした。階段の高さが急に変わるので、膝に来るとこぼしていました。

このコーナーで階段の上り下りのご説明をさせてもらっていましたが、重たいものを持っていたり、肩掛けバッグを持っていたり、ビールを1杯飲んだ後には、正しい歩き方が出来なくなっています。どんな状況でも正しい歩き方ができるようになるためには、何カ月頑張ったらいいのか。健康セミナーで伺う趙会長のお話では、骨折などでギブスをつけていた人は、落ちてしまった筋肉を戻すのに、3カ月程度かかることから、3か月を目安にします。

関節は手首にしても、足首にしても、膝にしても、股関節にしても脊椎、肩、あごにしても、実はいろいろな方向に動きます。いろいろな方向に少しずつ遊びの領域があるということです。ということは、関節を守るような正しい動かし方をしていないと、歳を取ってから関節が痛くなっちゃうということですね。

オズの魔法使いでブリキ男が、たまに潤滑油が足りなくなって動かなくなってしまいますが、あの感じをよく思い出します。わたしは自分がもともと日本人なので、日本にいる間は何があっても大丈夫だと思っているのですが、フィリピンに帰ってくると必ず自分がブリキ男で、フィリピンに来る道中で、潤滑油を足してもらって動けるようになっていく感じを連想します。人は誰でも、体が動く方が思考も柔軟なのです。

特に今のわたしはダイビングから離れていましたので、ダイビングをすると、ダイビングをしていない生活の時には動かさなかったあらゆる方向に、体の各部位が動くのを感じます。

正しく使えていない関節のせいで、間違った場所について、固くなってしまった筋肉を正しく治すのに3か月、長いと言えば長いかもしれませんが、一旦正しい筋肉ができたらその後一生その通りに使っていればいいと思えば、できる努力ではないでしょうか?

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