HSKキネシオロジー。心の中のストレスの種。フィリピンに来てパソコンを見ていると、日本の自宅では気が付かなかった所に汚れが付いているのが突然見えたりします。キーボードとディスプレイのヒンジの所に埃が溜まっていたらしく、それがアイロンでプレスされた様になっていたのですが、こちらに来て何回か開閉しているうちに取れました。
環境を変えるというのは、パソコンの汚れが分かる、わたしたちの見方も変わる。光も環境も空気の質も変わる。なかなか得難い経験だと思います。
日本では通訳の仕事なんかしたりしていました。フィリピンで人と話をするときには、冗談のセンスとか男の人であるとか女の人であるとか年齢であるとか何に興味があるとかないとかによって、コミュニケーションは即興のダンスの様にどんどん違う形に発展していきます。このとき心の中に「私(僕)なんて」という気持ちが無い方が、沢山の人と話せて,ポジティブな場を盛り上げることが出来て楽しいです。
この「私(僕)なんて」という気持ちは、自分では思っていないところで,びょこっと顔を出します。わたしは日本人ですから、ヨーロッパの透き通る様な白い肌、10頭身のスタイル、海を背景に向かい合っているときに海と瞳が同じ様な色をしている人たちに見下ろされる様に話すときは「私なんて」という気持ちが出てくるときがあります。
10月の第一週目は中国の連休で中国から沢山の観光客が来ていました。中国の観光客は日本や韓国の観光客とは少し違って、若い世代がアクティビティに参加するためにフィリピンに来るケースが多い様です。中には英語がそれほど上手ではない人もいたりします。ダイビングのライセンスを取りたての人は海中での動きがぎこちなかったりしますが、そういうときに「一緒に上手くやりたいのにできない、どうしてどうして?」というオーラを発しているのを感じたりもします。
ちょっと下世話な話ですが「男の人がおっぱいが大きい女の人だけを好きであれば、おっぱいが小さい女の人は種の保存と選択の過程で死滅したであろう。だが、おっぱいが小さい女の人は死滅しないで残っている。ユニバースの中で、存在しているとは存在価値が有るということを思い出すべきだ」という考え方があります。
みんなが8頭身、9頭身、10頭身である必要が無く、みんなが上手なダイバーである必要も無いのでした。でも、普通より上手の方でいたいというのが、わたしたちのプログラムされた思考です。その思考が理由でココロのバランスが崩れてしまったら、手っ取り早くカフェキネシで調整しておきましょう。
面白いもので、自分ではストレスだと思っていても、筋反射テストをしてみても別にオフらないということもあるのです。あなたはその悩みを悩みだと思って認識しているつもりですが、身体の方は「でも私、平気~」と思っていることもあります。それが分かったら、その悩みはもう悩みじゃありません。あなたの個性ではないでしょうか。