Journey with open arms|両手を広げて旅をしよう
洋楽(英語の歌)を聞くようになって、いくつかのバンドのファンになりました。もう今ではロックはあまり聞かなくなりましたが、ジャーニーのエスケープというアルバムはお小遣いで買った覚えがあります。
ボーカルのスティーブ・ペリーが情感豊かにゆっくりと歌うOpen Armsの歌詞に、バンドマンとなって世界各地にツアーに行って、会えない間に心が離れてしまった彼女に送った歌だと想像しました。すれ違いって切ないなと思ったものでした。当時、一緒に学校から帰るぐらいのお付き合いをしていた高校生でした。手をつないだことがあったやら。「君と僕の心臓の鼓動を同時に感じる」という表現では、大人のお付き合いを感じて、すごいなと思ったりしました。
癒しの勉強を始めた後、タロットリーディングで運命数が13で死神だったことから「あなたは人生で何度か、死んで生まれ変われるほどの転機を迎えます。そういう運命です」と言われたことがありました。確かに自分が成長してくる間にも、親の再婚で名字が変わって、以前のお友達とは会えないところに引っ越しました。大人になった後もフィリピンでダイビングのインストラクター、その後日本で一部上場の銀行の取締役秘書と、何度か大転換をしました。キャリアを積んでいたのに続けられなくなる運命を悩んだこともありました。でも運命数13の運命を聞いてから楽観的な気分にしてもらって、ハワイに住んでいたことも、ジャーニーが好きだったことも、他のいくつかの体験と一緒に忘れてしまいました。今日改めてみてみると、愛情の深い表現に驚きました。
- 両手を広げて会いに来たよ
何も隠すことはない
僕の言うことを信じて、
ここに両手を広げて会いに来たよ
僕の君への愛がどういうものか、分かってもらいたい
現在もジャーニーは活動を続けていて、ボーカリストはフィリピン人のアーネル・ペニーダを迎えていました。どれどれと、初めて彼のオープンアームスを聞いてみましたら、アーネルの表現は驚くほどスティーブ・ペリーに似ていて、確実に違いました。そして鳥肌が立ちました。ユニバースからメッセージをもらったようです。
この地球上で運命数13を背負うのは数少ない何人かではありません。ジャーニーもほかのバンドと同じようにメンバーを交代し、活動を停止したり、再開したりしています。若い時に作った歌をおっさんになった今演奏するときには楽器を変えたり、アレンジを変えたりしています。
ジャーニーは旅。人生の旅でも、死と生まれ変わり(始まりと終わり)は繰り返されるのです。両手を広げて受け止めましょう。