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山梨県北杜市の旧平田家住宅は、元もと田んぼの真ん中にあったものを国の重要文化財 にするということで今の場所に四年の歳月をかけて移設されたものだそうです。土間の中には人が暮らす囲炉裏と厩(うまや)が有って、平田家では馬を二頭飼っていたそうです。馬は大切な人間の仲間として一つ屋根の下にいたそうですが…。

藁を敷いて、そこに糞尿を溜めて肥料として使ったりしたそうです。そういう生活をしても耐えられる様なスペースだったのか…生活習慣だったのか…仲間意識だったのか。何故か時空を超えた拡がりを感じてしまいました。

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優秀な通訳チームはどこにいる?

P社というフィンテック企業で働いていた頃のことを、しばしば思い出します。 数ある通訳の現場の中でも、あの時期が特別だったのは、「チーム」が素晴らしかったからです。

それでも逐次通訳が大切な理由

最近の通訳界にもAIの技術が押し寄せてきています。AI字幕、瞬間翻訳ガジェット。そしてカフェインが血管の中を流れているような同時通訳者。
そんな中でも、わたしは「逐次通訳」がまだ現場で求められている理由を感じます。たとえば商品設計の詳細を詰める会議では、発注側が設計側に説明するとき、通訳者の訳し方を確認しながら話を進めたいのではないでしょうか。そうして、逐次通訳の需要は存在し続けているのだと思うのです。

A社商談での現実体験

その日の通訳は、ドメイン外だった。テーマは A社と設計ツールの導入商談。 しかし設計の知識も、CADの実務経験もゼロ。
しかし、商談成立までたどり着けた。
繰り返し自分に言い聞かせていたのは、3つの「言霊」だった。