Earthling and assertiveness

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畑はわたしたちに色々なことを教えてくれます。わたしたちがダイコンを植えたのは、ジャガイモを収穫した後の土でした。

あんなに粘土質で乾けばカチカチで雨が降ればヌルヌルだった土が、なんだかサラサラしています。カイワレダイコン状になった苗を移し替えるのは、思っていたより楽な仕事でした。楽だと畑仕事が楽しいです。

またフェイスブックのポストで見ましたが、ジャガイモは茹でて電極を付ければポータブルの電源・光源として使えるんだそうです。痩せた土地を崩して豊かにしてくれる仕事をして、さらに作物になって栄養がいっぱい。作物にならなくても、食べ物として使わなくても光源になってしまう。なんてすばらしい植物なんでしょうか。

土の方はサラサラになりましたが、肥料が足りているわけではなさそうなので、今回植えたダイコンがどの位に大きさになるか。まあ結果を見てみないと分かりませんが、1本1キロの大ぶりなのができるか。それとも小さなのができるか。雨はちゃんと降ってくれるでしょうか。台風が直撃して流されてしまうということも可能性としてはあります。

今から心配してもしょうがないのですが、最初のダイコンがどんな大きさになるか想像するのはなかなか楽しいことです。

わたしたち位しか通らない道なので、夏の間は雑草が両側から押し寄せてきてクルマのボティに傷が付いたりします。わたしたちが自然に返ろうとか言っていても、自然の勢いに圧倒されることもシバシバあります。

自然は台風という形で猛威を振るうだけでなく、日々の生命力でわたしたちの生活との境界線でその力を見せてくれます。その一部として生きるということはそれなりに楽しそうですが、今までの常識とは違ったものを自分の考え方に呼び込まないといけない様です。

この自分の育ってくる過程、今まで社会生活の中で失敗したり上手くいった過去の経験、常識というものを人間関係だけでなく、自然のパワーも含めた中でもう一度再調整する。

自分の本当のソースである宇宙というか、太陽の視線で自分を見て、改めて自然に身をゆだねるのはロマンだなと思います。

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優秀な通訳チームはどこにいる?

P社というフィンテック企業で働いていた頃のことを、しばしば思い出します。 数ある通訳の現場の中でも、あの時期が特別だったのは、「優秀なチーム」を全員が作っていたからです。では、どうやって?

それでも逐次通訳が大切な理由

最近の通訳界にもAIの技術が押し寄せてきています。AI字幕、瞬間翻訳ガジェット。
そんな中でも、「逐次通訳」はまだ現場で求められていて、その理由を日々感じます。発注側が設計側に説明するとき、通訳者の訳し方と、その回答を確認しながら話を進めたいようなのです。会議の効率化のため、同時通訳を提案したいときもありますが、逐次通訳を続けている理由も、事情もあります。

A社商談での現実体験

その日の通訳は、ドメイン外だった。テーマは A社と設計ツールの導入商談。 しかし設計の知識も、CADの実務経験もゼロ。
しかし、商談成立までたどり着けた。
繰り返し自分に言い聞かせていたのは、3つの「言霊」だった。