エニグマ – リターン・トゥ・イノセンス

Date

Throwback Thursday
Return to Innocence by Enigma

どうして、イニグマを知ったのか、まったく覚えていないのですが、わたしにとってはとても大切なバンドです。

リターン・トゥ・イノセンス、タイトルがいいです。「純真に戻る」。ウエイン・ダイヤー博士の映画シフトの中で、わたしたちの誰もが最初の10カ月間、母親のおなかの中で、ただ与えられて生きてきた。なぜわたしたちはその後の人生もそのようにただ与えられることだけで生きていかれないのかと投げかけています。

引き寄せの法則、エイブラハム・ヒックス、バシャール、斎藤一人さんのYoutube動画などを見ていると、自分が波動や言霊を変えることによって生きたい人生を生きられる、手に入れたいものがすべてに手に入れることができるとメッセージが送られていることと根本的には同じだと思います。わたしが波動を上げる、言霊を変えるために時折「リターン・トゥ・イノセンス」が聞きたくなります。

この曲は、文化交流でパリを訪れた台湾のアミ族が演奏した「老人飲酒歌」をイニグマがサンプリングして無断で使い、のちに裁判の沙汰となりました。またドラムビートはレッドツェッペリンの曲からサンプリングしたものが使われているそうです。

老人飲酒歌をベースに、老人が眠りにつくところから、誕生へフィルムが逆回転されるビデオ。だから「リターン・トゥ・イノセンス」。聞き終わったら、わたしも心に純真を取り戻す。

More
articles

空のように、私のノートの取り方もかたちを変えていく。それでいいのです。

逐次通訳のためのノートテイキング

逐次通訳では、ノートテイキングが訳出を左右します。 端的に言って手元に文字起こしとか、原稿に近いものがあれば、それを読めば正確に訳出できるのです。一つひとつの言葉、数字、そしてニュアンスを話すスピードに合わせて書き留めるのは、匠の技です。今日は速記と抽象画のあいだのような芸術の話をしようと思います。

優秀な通訳、溝をつないで次のステージへ

優秀な通訳チームはどこにいる?

P社というフィンテック企業で働いていた頃のことを、しばしば思い出します。 数ある通訳の現場の中でも、あの時期が特別だったのは、「優秀なチーム」を全員が作っていたからです。では、どうやって?

それでも逐次通訳が大切な理由

最近の通訳界にもAIの技術が押し寄せてきています。AI字幕、瞬間翻訳ガジェット。
そんな中でも、「逐次通訳」はまだ現場で求められていて、その理由を日々感じます。発注側が設計側に説明するとき、通訳者の訳し方と、その回答を確認しながら話を進めたいようなのです。会議の効率化のため、同時通訳を提案したいときもありますが、逐次通訳を続けている理由も、事情もあります。