感謝の日記、水曜日。HSKキネシオロジー。
自分が良かれと思っても身体が良いと思っていない。潜在意識と顕在意識が違うことを体感させてくれるのがキネシオロジーです。
例えば、自分はチョコレートが大好きだと思っているけど、チョコレートを片手に持って別の手で筋反射テストをしてみると、実はオフ。筋肉に力が入らない状態になったりすることがあります。
自分は「美味しい」と思って食べているけど、身体は「もうこれは要らない」と思っているという意味です。これは何を意味するかと言うと、良かれと思ったことで身体をもっと痛めつけているのが自分だという風に解釈できます。
会社にうつ病になって行かれなくなった人が会社に行ってみようとするときに大変な苦労をすることがあります。そういうときに、会社のゲートを通るところを予想しながら筋反射テストをしてみる。筋肉がロックしない。それで調整をする。
そうすると「自分が会社のゲートを通るときに平常心でいられる」「身体の気の流れが滞らない」という様な使い方が出来るわけですが、時として何度キネシで調整しても「嫌なものはイヤだ!」「嫌いなものはキライだ!」という壁に直面するときもあります。
「あんな人いなくなっちゃえば良い」
しかし、そう持っても、その人はいなくなりません。その人を見たときに、自分のこころに浮かんでくる気持ちの根がどこに在るかというと、実はキネシで辿っていくと「自分の過去に秘密」が在ったりするからです。
自分の過去が癒されていないと、そういう形で表に出てくる。そこでこんな方法もあります。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」という映画の中で「ボガート」が出てきます。ボガートはシェイプシフターで対面した人が恐怖を感じているものの形になります。そのときにホグワーツの生徒たちは“Ridiculous!”と言いながら、その自分が恐怖感を感じているものを恐怖感を感じないものに変えてしまうのです。
仕事場でどうしても苦手な人がいる、実家に帰ったとき等に、どうしても上手く話せない家族や親戚がいる。その人に心の中で「リディキュラス」と言って、想像の中で恥ずかしい格好をさせて笑ってやりましょう。例えば夏祭りの「ひょっとこ」のお面を被せて玉絞りの手ぬぐいを被せてしまって、お尻りを絡げて躍らせてしまいましょう。
そしてイライラやワナワナするような心のざわめきが止んだら、恥ずかしい格好にしてやったその人の姿を思いながら、キネシで、自分の心と身体の反応をチェックしてみましょう。いつの体験で傷付いた自分が、目の前の人を通して自分に何を訴えているか、メッセージを感じてみましょう。そして、自由な自分を取り戻しましょう。