Ordinary is the new perfect

Date

天気予報では先週末はとても暑くなるという予報でしたが、畑が始まったら畑に出て行かないわけにいきません。汗びっしょりになりながら熱中症も心配しながら畑の作業をしました。

わたしがこんなに汗をかける人だとは知りませんでした。まあそういう生体機能が上手く働いてくれて熱中症にならずに作業を終えられました。わたしのカラダ、ありがとう。

クルマを運転して家に向かって帰りながら、だんだん頭が痛くなってくるのが分かりました。汗をかいて塩分が外に出ていったので塩不足かな~と思って、また塩(薬として)を飲んでみました。

今朝起きて、また5グラムの塩を飲んでみました。今、頭痛は消えました。海の塩は本当に万能薬です。海の恵みに感謝します。塩の働きに感謝します。

昨晩、FOXジャパンテレビでAmerica’s Next Top Model(Cycle22) を観ました。モデルになりたい人たちが毎週課題をこなしながら勝ち抜いていくリアリティーショーです。

昨日のエピソードでは、モデルになりたい参加者たちのお母さんとのフォト・セッションでした。昨日、やさしいお母さんを愛する娘や息子の美しい姿を見ましたが、今朝になって思い出したことがあります。

アメリカではお母さんは素晴らしいと言うけど、アメリカ以外の国ではお母さんはそんなに素晴らしい生き物ではなかったなと…。日本というのはアメリカに影響されているところが多く「お母さんは良い匂いがするもの、お母さんは優しいもの」というイメージがありますが、わたしの母はそういう人ではなかったんです。

フィリピンに行って、そんな話をお客さんたちとしている時に、そのお客さんたちも「お母さんは絶対、夢を壊すようなことしか言わないよね。お母さんのせいで自分は早く自立したよ。家を出て良かった」と言う人がなんと多かったことか…。

一方に強く感情が振れると、また反対側に強く振れる感情もあります。そういうものだ、ということをAmerica’s Next Top Modelという「片方に余計に振れた番組」を観たおかげで思い出しました。わたしの母は、ただの普通の人です。それで良かったんです、感謝です。

More
articles

Work, Walk, Law, Low——わたし達の一音

発音の正確さは、通訳・翻訳の「見えない信頼」を支える技術です。AIのパイオニア、Babak Hodjat 氏のもとで働く世界トップクラスのエンジニアたちは、文脈や異なる言語体系(!)で互いを理解しています。わたしたちは通訳。一音の精度を上げ誤解を生まないよう、日々訓練を重ねています。

空のように、私のノートの取り方もかたちを変えていく。それでいいのです。

逐次通訳のためのノートテイキング

逐次通訳では、ノートテイキングが訳出を左右します。 端的に言って手元に文字起こしとか、原稿に近いものがあれば、それを読めば正確に訳出できるのです。一つひとつの言葉、数字、そしてニュアンスを話すスピードに合わせて書き留めるのは、匠の技です。今日は速記と抽象画のあいだのような芸術の話をしようと思います。

優秀な通訳、溝をつないで次のステージへ

優秀な通訳チームはどこにいる?

P社というフィンテック企業で働いていた頃のことを、しばしば思い出します。 数ある通訳の現場の中でも、あの時期が特別だったのは、「優秀なチーム」を全員が作っていたからです。では、どうやって?